【JITF2020】中野真紀、宋憶萍、土部隆行「通訳・翻訳で食べるには ~多言語の実践例からヒントを探る~」
中野真紀(なかの まき)
独日・英日翻訳者。獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒業後、会社員を経て、ドイツ・ボン大学に留学。帰国後、フリーランスで翻訳の仕事を始め、並行して派遣社員として製薬会社で臨床関連の翻訳業務に携わったのち、2005年に専業翻訳者として独立。実務翻訳から出版翻訳まで幅広い分野の翻訳を手がける。訳書(共訳)に『ダライ・ラマ 子どもと語る』(春秋社)、『ドリンキング・ジャパン【英日対照】英語で読む日本のお酒を楽しむ文化ガイド』(三修社)などがある。
宋 憶萍(ソウ イピン)
中国語翻訳者・通訳者。1997年に来日。大学院卒業後の2003年に翻訳会社に入社し、マネージャーとして勤務したことがきっかけで、翻訳業界に入る。2010年にフリーランス翻訳者となり、その後2015年に法人化し、株式会社トランス・ブリッジの代表となる。中国語翻訳者として、さまざまな業界と分野の翻訳に携わり、通訳も対応している。
土部隆行(どべ たかゆき)
インドネシア語通訳者・翻訳者。1970年、東京都小金井市生まれ。上智大学理工学部数学科卒。大学時代に縁あってインドネシア語と出会う。現地への語学留学を経て、団体職員として駐在勤務も経験。その後日本に戻り、1999年に専業フリーランスの通訳者・翻訳者として独立開業。インドネシア語一筋で多岐多様な案件に携わり、現在に至る。個人事務所のキャッチフレーズは「つなぐ、叶える 確かな言葉で」。
通訳・翻訳で食べるには ~多言語の実践例からヒントを探る~
日本で英語以外の通訳や翻訳というと、いかんせん市場として未成熟なところが否めません。そのハンディを乗り越えてきた3人が、通訳・翻訳で食べる術(すべ)について言語の垣根を超え本音で語り合います。
長年にわたる試行錯誤の末たどり着いた、三者三様のベストプラクティスとは? 自らの失敗体験なども赤裸々に交えつつ、仕事の幅の広げ方、アプローチの工夫、陥りがちな罠といった話題に触れる予定です。
質問やご意見のある方は、Zoom上から遠慮なくお寄せください。もちろん、聴講のみのご参加でも構いません。
機械翻訳などの技術が進み、遠隔通訳をはじめとした業界版「ニューノーマル」への適応も求められる――そんな変化の激しい時代をしなやかに、したたかに生き抜くためのビジョンと具体策は一体いかに。真夏の夜に冷えたグラスでも傾けながら、みんなで考えましょう。
※本セッションは全言語の翻訳者・通訳者を対象としています(志望者や副業の方なども歓迎)。