新たな通訳環境に向けた通訳者からの提案
新たな通訳環境に向けた通訳者からのご提案
感染症予防のためのお願い(PDF)(最終更新:2020年8月10日)
リモート通訳に関するお願い(PDF)(最終更新:2024年7月12日)
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、遠隔会議通訳 (RSI) システムや、Web会議システムを使った遠隔通訳サービスが急速に浸透するなど、通訳者の働く環境は急激に変化を遂げています。
この新たな通訳環境 (感染対策が必要な現場通訳・リモート通訳) は、通訳者が業務を遂行する上で、様々な新たな課題を生んでいます。しかし、通訳者にも、通訳を依頼する側にも、明確な基準が存在せず、手探りの状態で業務が発生している状況です。
こうした新たな課題に対応すべく、一般社団法人日本会議通訳者協会 (JACI) では、会員の意見を集約し、通訳を必要とする会議でご考慮・ご確認いただきたい項目をまとめた「通訳者からのご提案」として「感染症予防のためのお願い」と「リモート通訳に関するお願い」の2点の文書を作成いたしました。
通訳者である会員有志が、自らの体験を反映しながら、通訳を必要とする会議が実りあるものとなるようにと、広く活用いただける仕様といたしました。イラストを使って、通訳者視点からのお願い事項をわかりやすくビジュアル化しています。
安心して聞いて話せる環境をご用意いただくことで、通訳者はより良いパフォーマンスを発揮することができます。上記2点の文書が、皆さまの通訳環境の改善に貢献できれば幸いです。
この「通訳者からのご提案」は、今後の感染症拡大・収束状況等を踏まえながら必要に応じて改訂いたします。
なお、「感染症予防のためのお願い」と「リモート通訳に関するお願い」は法的拘束力を持つものではありません。使用に関しては各個人の判断でお願いいたします。使用によって、何らかの損害 (逸失利益および各種費用支出を含む) 、不利益または風評被害等が通訳者、通訳を依頼する側およびその他関係者において生じても、一般社団法人日本会議通訳者協会は一切の責任を負うものではないことをご了解ください。
2020年8月10日
一般社団法人 日本会議通訳者協会