【JITF2020】中井智恵美「通訳者のためのヨガ入門」
中井智恵美
通訳・翻訳者。早稲田大学第一文学部日本文学専修卒業。メーカー 総合職、地方自治体勤務の後、東京の通訳学校を経て、2009年沖縄で通訳 デビュー。テキサス大学エルパソ校(UTEP)大学院にて哲学を履修。 翻訳書「お母さんと赤ちゃんが楽しむベビーヨーガ」(GAIA BOOKS、2012年)
通訳・翻訳のかたわら、バイリンガル教育のためのブログ「英語という贈り物」を公開中。福岡在住。
通訳者のためのヨガ入門
インドにルーツを持つ「ヨガ」は、サンスクリット語で「つながり」を意味しています。心と体、魂がつながった三位一体を目指し、呼吸、姿勢、瞑想を組み合わせて、心身の緊張をほぐして健康な肉体を手に入れ、心の安定とやすらぎを得るための行法です。
現在日本でブームになっているヨガは、21世紀に入って欧米からの逆輸入のような形でブームが起きたため、海外からの講師を招いて研修を行うことが少なくありません。ヨガの通訳をすることになったら、どんな準備をすれば良いのでしょうか?
さまざまな形態に派生発展しているヨガですが、その根幹をなす基本は共通です。ヨガの通訳をすることになった時に最低限知っておきたいヨガの基礎知識を、実際の研修通訳のメニューも交えながらご紹介します。
内容
・ヨガとは何か?
・ヨガの歴史
・ヨガの哲学:八支則
・準備すべき用語
・ある研修通訳の1日