【JITF2020】島崎秀定、井口富美子、関根マイク、美野貴美「翻訳者・通訳者・通訳ガイドがともに考える 『コロナの時代』をどうサバイブするか? 」
島崎秀定
全国通訳案内士(英語)。慶應大学経済学部卒業後、経営コンサルティング会社、ガラス美術館副館長、海外旅行の企画・添乗(添乗日数約500日)、顕微鏡の輸出などを経験。高校時代に1年間アメリカに、また社会人になってから1年間フランスに留学。2009年末より通訳案内士としてフリーで活動を開始し、ここ数年は年間220日以上、外国人旅行者を北海道から沖縄まで全国に案内している。歴史や文化をテーマとしたツアーを中心に、クルーズの乗船ガイドやハイキングツアーのガイドも務める。主な著書に、『通訳ガイドというおしごと 仕事の始め方から技術を磨くコツまで』(2016年アルク)、『誰にでもできる おもてなしの英語』(2017年講談社)などがある。また、通訳案内士向けの講演活動も行っている。
井口富美子
翻訳者(ドイツ語・英語)立教大学文学部日本文学科卒業。専門図書館勤務を経てベルリン・フンボルト大学に留学。壁崩壊前後の激動の時代を体験する。帰国後は翻訳会社で10年間チェッカー、コーディネータ、社内翻訳者として勤務。2005年に独立してフリーランスの翻訳者となる。2018年より日本翻訳連盟(JTF)理事。2019年6月にはJTF翻訳セミナー「翻訳は消えゆく職業か?! 翻訳者と翻訳会社が共に考える、MT時代に人間ができること」に、10月にはJTF翻訳祭セッション「機械翻訳時代のサバイバル戦略」に、パネリストとして登壇。数年前から産業翻訳から出版翻訳に軸足を移しつつあり、文筆活動にも手を広げている。訳書『深淵の騎士たち』『スマイラーとスフィンクス』(以上、早川書房)、『ウェブスター辞書あるいは英語をめぐる冒険』(共訳、左右社)ほか。
関根マイク
フリーランス通訳者・翻訳者。FIFA(国際サッカー連盟)公式通訳者。日本会議通訳者協会理事。得意分野は政治経済、法律、ゲームとスポーツ全般。午後2時頃からエンジンがかかってくる遅咲きタイプの通訳者。現在は主に会議通訳者として活動しているが、コーン茶をすすりながらマイペースで翻訳をするのも結構好き。著書に『通訳というおしごと』(アルク社)、『同時通訳者のここだけの話』(アルク社)がある。コロナ自粛で太ったが、セッション当日までにはしっかり絞ってヒョンビンの肉体を手に入れる予定。
美野貴美
編集者(株式会社アルク 書籍編集チーム)。奈良県出身。同志社大学法学部政治学科卒業後、東京大学出版会にて書店営業として勤務。韓国への短期留学を経て、2003年9月より株式会社アルクへ。編集者として携わった本やムックに、『通訳ガイドというおしごと』(島崎秀定著)、『翻訳というおしごと』(実川元子著)、『通訳というおしごと』(関根マイク著)、『翻訳スキルハンドブック』(駒宮俊友著)、『韓国語ジャーナル2020』などがある。今おすすめの韓国ドラマは「賢い医師生活」。
翻訳者・通訳者・通訳ガイドがともに考える「コロナの時代をどうサバイブする」か?
翻訳者、通訳者、そして通訳ガイド。三者の共通点は「言語を使う仕事」で、互いにいわば「隣の芝生」的な存在ですが、この三者が一堂に会する機会はほとんどないように思われます。
そこで、第一線で活躍する翻訳者、通訳者、通訳ガイドの皆さんにご登壇いただき、“「コロナの時代」をどうサバイブするか?” をメインテーマに、それぞれの立場からざっくばらんに語り合うセッションを設けます。
登壇者に直接質問したり、意見交換したりできる時間を多めに取る予定です。皆さんの積極的なご参加をお待ちしております!