【第11回】 通訳者・平山敦子のガジェット天国「困った時のお助けアイテム(前編)」
(執筆・平山敦子)
先日、家と車の鍵を失くしてしまいました。幸いすぐ見つかったのですが、出てくるまでの数日間、あちこち電話をしたり探しに行ったりで大変でした。仕事柄、毎日行く先が違うし、利用する交通機関も違う。ランチのお店もしかり。とにかく心当たりが多すぎるのです。
自分のロッカーやデスクなどありませんから、私物は全て自分のカバンに入れて運ばなければなりません。仕事が終わったらさっさと撤収しなければならないし、クライアントに同行して複数の商談先を回ることも。移動中は自分の都合(ペース)で動けないことだって多々あります。
言い訳じみてしまいますが、自宅と会社もしくは学校との往復が主な方たちに比べ、通訳者は格段に忘れ物をしやすい条件が揃っているんじゃないでしょうか。しかもいったん何かを失くしたら探すのに一苦労です。
というわけで、今回のテーマは「困った時のお助けアイテム」。忘れ物はもちろん、通訳者を見舞うであろう様々な「困った」をガジェットで解決していきます。