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保護中: 【第10回】建築現場は今日も晴れ!「セメントは風邪をひく?コンクリートとモルタル」

【会員限定コンテンツ】 建築/建設分野の通訳でも、テレカン(Telephone Conference)が発生することが少なくありせん。ところがベテラン通訳さんでも敬遠しがちなのがこのテレカンです。最近は、電話だけでなくWebExやSkypeを導入されているところも多いのですが、基本的にやりづらいということに変わりはありません。相手の顔が見えない(テレビ会議では見えますが、通訳の理解を助けるほ...

保護中: 【第10回・最終回】つながっていたんだ!~通信・ネットワーク系の通訳で学んだこと「つながっていたんだ!」

【会員限定コンテンツ】 つながっていたんだ! 新聞などで日々、携帯ネットワークを含めてネットワーク系の報道をよく目にします。それだけ進歩が速い分野であり、注目度も高いからでしょう。用途もどんどんと広がっています。アメリカではベライゾンが米ヤフーのネット事業を買収しましたし、AT&Tも米タイムワーナーと買収交渉をしているように、携帯とインターネット、コンテンツのビジネスが統合、融合されて...

【第1回】通訳翻訳研究の世界~通訳研究編 「導管モデル」とは何か

はじめに 研究者には実務者も多数 現場で使える理論や概念も 皆さん、はじめまして。通訳翻訳研究者の松下佳世と申します。この連載は、通訳や翻訳に興味がある読者の方に、研究のおもしろさを知っていただきたくてはじめたものです。すでに通訳者、翻訳者として活躍している方にとっても、これからこの業界に足を踏み入れようとしている方にとっても、役に立つ内容を目指しています。 「研究」と聞くと、「所...

【第14回】通訳者・平山敦子のガジェット天国「流行語」知って増やそうボキャブラリー!!前編

(執筆・平山敦子) 気づいたらタイトルで一句詠んでいましたね。失礼致しました(笑)。というわけで、今回は世界の「流行語」ウェブサイトを入り口にして、楽しみながらボキャブラリーを増やしていきます。 日本の流行語大賞 流行語といえば、2017年の「流行語大賞」(正式名:ユーキャン新語・流行語大賞)が近々発表されます。12月1日ですから、この記事の掲載される頃にはもう決まっているかも知...

【第7回】通訳者・翻訳者の子育て「12歳から留学した私と母のこと」

(執筆:通訳者・関根マイク) この春、母が亡くなった。私は母と仲が良かったわけではない。というか、幼い頃からずっと単身留学生活が続いたので、母親と一緒に暮らした記憶さえあまりない。「子どもは母親の手料理の味を忘れない」などという記述を雑誌で目にすることがあるが、私が記憶している味は新潟の祖父母に預けられていたときに好きになったブリの甘煮と、カナダの寄宿舎で出たゴムみたいな歯ごたえのサリスベリ...

第14回|「流行語」知って増やそうボキャブラリー!!前編

update:2017/12/05 気づいたらタイトルで一句詠んでいましたね。失礼致しました(笑)。というわけで、今回は世界の「流行語」ウェブサイトを入り口にして、楽しみながらボキャブラリーを増やしていきます。 日本の流行語大賞 流行語といえば、2017年の「流行語大賞」(正式名:ユーキャン新語・流行語大賞)が近々発表されます。12月1日ですから、この記事の掲載される頃にはもう...

【イベント報告】「日本酒の心を伝える〜The spirit of Sake」

2017年11月25日、ジャパン・サケ・アソシエーション会長、酒ジャーナリストの葉石かおりさんを講師にお迎えし、満員御礼にて終了いたしました。 新刊の出版を控え超多忙な葉石先生ですが、協会の無謀なお願いを快諾し、資料の準備や初の英語のプレゼンテーションの練習に膨大なお時間を割いてくださいました。 日本酒が劣化する腐造と火落ちの違いは?スタイルなの?メソッドなのか? そんな...

日本通訳フォーラム2018

日本会議通訳者協会主催の日本通訳フォーラムですが、第4回の今年は8月25日(土)に開催します。いつも通り繁忙期直前、8月の最終土曜日です。基調講演には、日本の通訳研究最前線を走る大学教授でありながら、いまなお現役の会議通訳者として第一線で活動を続ける鶴田知佳子先生を迎えます。これに加えて午後のセッションでは、製薬から建築まで幅広い専門分野の通訳者を招いてお話しいただきます(詳細...

【第29回】現役通訳者のリレー・コラム「自動車業界の通訳」

(執筆・桂田アマンダ純) 「日本の自動車業界」と聞いて、皆さんが思い浮かべるのは何でしょうか。私の場合、小学生の時に教科書で見た「延々とコンテナ船に積み込まれる乗用車」「絶え間なく動き続ける工場のライン」といった写真でした。社会科見学も地元の自動車工場。国の経済を支える基幹産業のひとつであり、2015年度の世界市場においてはトヨタが名立たる欧米メーカーを退け販売数・売上においてトップとなりま...

【第2回】通訳者・関根マイクの業界サバイバル・ガイド「フリーランスか、インハウスか」

(執筆・関根マイク) 通訳学校で実力をつけて、いざプロデビューというときに決めなければならないのが、いきなりフリーランスになるのか、それともインハウス(社内通訳者)として組織に属するのかという問題です。私自身、この問題に関してよく相談されます。 この問題に適切に答えるには様々な要素を検討しなければならないので、単純明快な回答はできません。けれど、各要素を大きく分けると、①収入ポ...

【第2回】フリーランスか、インハウスか

update:2017/11/17 通訳学校で実力をつけて、いざプロデビューというときに決めなければならないのが、いきなりフリーランスになるのか、それともインハウス(社内通訳者)として組織に属するのかという問題です。私自身、この問題に関してよく相談されます。 この問題に適切に答えるには様々な要素を検討しなければならないので、単純明快な回答はできません。けれど、各要素を大きく分けると、...

保護中: 【第9回】つながっていたんだ!~通信・ネットワーク系の通訳で学んだこと「あらためて『SIMフリー』」

【会員限定コンテンツ】 あらためて「SIMフリー」、そして海外で通信費を抑えるには 今回分を書くにあたり、前回分を読みかえして気づきました。「SIMフリー」という言葉、やっぱり妙ですね。英語で”xx-free”は、「XXがない」という意味ですから、文字通り解釈すると、「SIMフリー」とは「SIMのない」ということになります。携帯端末は、キャリアと契約するときにSIMカードが差し込まれます。(ダ...

保護中: 【第6回】製薬業界の通訳「製薬マーケティングの通訳」

【会員限定コンテンツ】 第4回では「製薬営業の通訳」を取り上げましたが、営業に当たって欠かせないのがマーケティング。ということで、今回は製薬のマーケティング、特に私の知識が比較的豊富なアメリカの製薬マーケティングの状況を見ていきたいと思います。 マーケティングと聞くと、実際に製品を売る段階になってから、つまり当局([competent] authority)から承認(approval)...

保護中: 【第9回】建築現場は今日も晴れ!「まずは単語!MとEとP」

【会員限定コンテンツ】 通訳の仕事を始めた頃、つまりどの会議に入ってもことごとく失敗し、毎回青息吐息だった頃、ある大先輩にこのように褒められたことがあります。 「君は声が大きいからいい。」 …そうか、声が大きいことしかいいとこないんだ、と少しがっくりしたのですが、その先輩は続けてこうおっしゃいました。 なぜ声が大きいといいのか?特に駆け出しの頃は声が大きい、つまり、言っているこ...

保護中: 【第7回】モータースポーツの通訳「予備知識編その2 レースの仕組み(WHAT & WHY)―後編2/2」

【会員限定アクセス】(前回の続き) セッティングによる車の挙動 車の挙動を表現する際によく使われるキーワードが「アンダーステア」と「オーバーステア」。大雑把に言えば、アンダーステアは「曲がりきれない」こと、オーバーステアは「曲がりすぎる」こと。「オーバー気味(tendency to oversteer)」「アンダーが出た(had understeering)」などという風に使われること...

保護中: 【第8回・最終回】マインドアスリートのための健康への道「自分でコンディション管理できるようになろう!」

【会員限定アクセス】 こんにちは!スポーツ栄養士の佐藤樹里です。 すっかり気温も下がり寒さが続く季節となりました。みなさま、衣替えはお済みでしょうか? また、気温の変化に伴い、電車内などで咳をしている方や鼻をすすっている方など、体調不良の方も多くいらっしゃるように思います。 通訳の仕事は人一倍に集中力が必要になりますが、体調不良だと仕事にも集中しきれない…なんてこともありま...

【第9回】はじめての通訳~通訳と訓練方法に対する誤解「通訳なのになぜリーディングの訓練が必要なのですか」

ここでの「リーディング」とは「サイトトランスレーション」のことを指します。 サイトトランスレーション(以下、サイトラ)とは、英文を「チャンク」と呼ばれる意味のカタマリごとに区切り、前から訳していくトレーニングの方法です。 答え 音源(スピーチなど)を聞いたときの理解力を高め、理解の範囲を広げるのに必要だからです。 なぜこのような質問が? 連載2回目『英会話ができれば通訳ができますよね...

【第28回】現役通訳者のリレー・コラム「ピースボートでの通訳経験を通じて」

(執筆・満元証) 通訳学校などを通じて通訳者として必要な技能を身につけたとしても、最初の仕事を獲得して通訳者としてのキャリアを歩み始めるための「第一歩」に苦労するという話を聞くことがあります。一度仕事を獲得してエージェントやクライアントとのかかわりができれば、それが実績となり次の仕事の獲得につながりやすくなりますが、そうしたつながりがない場合は実務経験なしから「あり」へと変える「”0”を”1...

保護中: 【第2回】プロが教える!通訳機材101「簡易ブース」

【会員限定コンテンツ】 通訳のみなさん、秋の繁忙期お疲れ様です。第2稿では簡易ブースについてお話したいと思います。 そもそも通訳ブースには、フルサイズのブースタイプ(幅1,900mm前後 奥行1,800mm前後、高さ1,750mm程度のサイズ)と簡易型ブース(会議室テーブルに据え置き型)と2種類があります。どちらを選択するかは、会場の広さなどレイアウトにより決まります。 今回は後...

保護中: 【第7回】マインドアスリートのための健康への道「厳選まとめ!コンビニで減量食」

【会員限定アクセス】 こんにちは!スポーツ栄養士の佐藤樹里です。 暑さもだんだん和らぎ、秋のシーズンになってきましたね! みなさんにとっての「秋」といえばなんでしょうか?スポーツの秋、食欲の秋、睡眠の秋、仕事の秋、でしょうか。年末につれてイベントごとや仕事も多くなってきて、食事もゆっくりと摂る時間もなくなってきますよね。 そこで、「食事より仕事!」になってしまって、ついついコン...

保護中: 【第6回】モータースポーツの通訳「予備知識編その2 レースの仕組み(WHAT & WHY)―後編1/2」

【会員限定アクセス】 今回のテーマは「マシン・セッティング(car setups/settings)」です。本職の方々が発信する情報の助けを借りながら、通訳する際に最低限必要な「地アタマ」を作ることを目標に書いて行こうと思います。 そもそも「マシン・セッティング」とは? 競技車両の整備や調整のことです。特定のレースに備え、サーキットの特徴に合わせてマシンを最適化するために行うもの、車両開...

保護中: 【第4回】知っていればこんなに楽しいワイン通訳~葡萄畑から食卓まで~「番外編:酒ディプロマと日本酒」

【会員限定アクセス】 来月11月に京都で日本会議通訳者協会主催の「日本酒の心を伝える~ The Spirit of Japanese Sake」が開催されると知り、今回は少し趣向を変えて、ワインの世界から見た日本酒について触れることにしました。 今年(2017)から、酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)という新たな資格の認定を日本ソムリエ協会(J.S.A.)がはじめました。...

【第1回】通訳者・関根マイクの業界サバイバル・ガイド「通訳者の道具」

(執筆・関根マイク) 私が通訳者として現場デビューしたのは当時住んでいたカナダなのですが、もしあの時に日本在住だったら迷わず通訳学校に通っていたと今は思います。一定の経験を積んだ今だからこそ、バックボーンを持つことの重要性や、学校や仲間を通じて得られる情報の価値がわかるからです。要は、通訳学校に通わなくても通訳者になれたけれど、通っていたらもっと近道ができたかもしれない、と思っていま...

【第13回】通訳者・平山敦子のガジェット天国「自転車操業者の皆様へ贈る~繁忙期を華麗に乗り切るためのアイテム~」

(執筆・平山敦子) 早いもので、今年もあと残り4分の1を切りました。得意分野(業界)によって多少の差はあれど、これから12月半ばまでの期間はフリーランス通訳者にとって一年で最も忙しい時期ではないでしょうか。 タイトルの「自転車操業」は、資金繰りのことではありません。「忙しさのあまり目先の予定しかフォローできない状態」を指す、いわゆる通訳業界用語(?!)ですね。 仕事が終わ...

【第1回】通訳者の道具

現役の通訳者の方や通訳者志望者の方なら知っておきたい情報、ノウハウ、思考法などを、フリーランスのプロ通訳者 関根マイクさんが惜しげもなく提供します。この連載が明日のあなたを変えるはず。 update:2017/10/16 私が通訳者として現場デビューしたのは当時住んでいたカナダなのですが、もしあの時に日本在住だったら迷わず通訳学校に通っていたと今は思います。一定の経験を積んだ今だから...

第13回|自転車操業者の皆様へ贈る~繁忙期を華麗に乗り切るためのアイテム~

update:2017/10/16 早いもので、今年もあと残り4分の1を切りました。得意分野(業界)によって多少の差はあれど、これから12月半ばまでの期間はフリーランス通訳者にとって一年で最も忙しい時期ではないでしょうか。 タイトルの「自転車操業」は、資金繰りのことではありません。「忙しさのあまり目先の予定しかフォローできない状態」を指す、いわゆる通訳業界用語(?!)ですね。 ...

【第6回】通訳者・翻訳者の子育て「バイリンガル子育ての道は険しい! 我が家のヘタレ例と他家の成功例」

(執筆:通訳者・坂井裕美) いきなり情けないタイトルで申し訳ありません。私は現在英国在住通算18年目の英日通訳者です。英国人との夫との間に17歳(男)、14歳(女)、12歳(女)の3人の子どもがおります。しかし、この記事のタイトルからもわかるように、私はバイリンガルの子どもに育てるための努力はそれほどしておりません。その理由はほかの国際結婚の父兄の頑張りを見ていてあまりにも大変そうだったので...

保護中: 【第8回】つながっていたんだ!~通信・ネットワーク系の通訳で学んだこと「MVNO とSIMフリー」

【会員限定コンテンツ】 前回ご紹介したように、私は携帯端末の「2つ持ち」をしています。一つは大手通信会社のガラケー、もう一つは「MVNO」キャリア、いわゆる「格安スマホ」のサービスで使っているスマホです。ガラケーは主に母との連絡用。ファミリー契約に母を入れている都合上(簡単に言うと、ファミリー契約だと母が料金を気にせず私に連絡できるように、という理由で)、大手通信キャリアとの関係を維持してい...

保護中: 【第8回】建築現場は今日も晴れ!「現場はいつも危険と隣り合わせ」

【会員限定コンテンツ】 建設プロジェクトで最も優先されるのは何でしょう?意匠?工期?コスト?いいえ、それは「安全」です。もちろん人命が何より大事なのは言うまでもありませんが、実は現場で怪我人が出てしまうと工事がストップしてしまい、怪我の度合いによっては、工期もお金もぶっ飛んでしまうだけでなく、ゼネコンさんであれば指名停止(be suspended from participating in ...

【第8回】はじめての通訳~通訳と訓練方法に対する誤解「私、新聞を読まないしテレビも見ないんです」

答え このコメントは何を意図しているのでしょうか。勉強を一生懸命しているアピールなのでしょうか。私は周りのことには関心をもたず一心不乱に勉強しているということなのでしょうか。(心の声) なぜこのような質問が? 受講生からこのようなコメントが出る場合とは以下のような状況に集約できます。 時事問題が背景になっているとき 事前に配布した資料に載っていないような一般的な話であると...