【JIF2024】佐藤秀典「AI翻訳機にタックルをかます。人間の通訳でしか伝えられない世界」

佐藤秀典

1981年3月28日生まれ。東京都出身。10歳の時、豪州ゴールドコーストに移住(1990年~1999年)。現地の高校を卒業後、帰国して雑貨店、アクセサリー店などで勤務。2003年からラグビーチームの通訳を始めて以降、「横浜キヤノン・イーグルス」、「7人制ラグビー日本代表」、「ドコモレッドハリケーンズ大阪」などのチームで通訳として勤め、2015年4月から日本代表の通訳に就任。

2019年ラグビーW杯日本大会後に代表を離れ、履正社国際医療スポーツ専門学校の新設学科、スポーツ外国語学科の学科長とし就任する。通訳派遣会社(株)EHB Internationalの代表として会社を運営しながら、ラグビー以外ではサーフィンのトレーニング講習、太陽光エネルギー事業、音楽関係の通訳・翻訳と多岐に関わる。

現在は履正社の学科長と並行して、横浜キヤノン・イーグルスの通訳としても活動する。

AI翻訳機にタックルをかます。人間の通訳でしか伝えられない世界

昨今AI翻訳機やアプリに関する話題が盛り上がっていますが、スポーツの世界では生身の人間でしか訳せない言葉や感情があります。ラグビー界で通訳として日本代表からクラブチームなど様々なチームや外国人・日本人監督の言葉と感情を伝えてきた立場として、現場で飛び交う言葉の訳し方から、日々の業務、監督と選手の間で生じるジレンマなどラグビー通訳の実態をご紹介します。英語から日本語に訳す内容が多く見られますが、今回は特に日→英の訳出に特化して、様々なテクニックをお伝えします。

日本通訳フォーラム2024