【JIF2024】大石有美、福濱恵子、湯口直子、石井悠太「理想の社内通訳環境を考える」
大石有美
「この世は舞台」。幼少期をカナダとオーストラリアで過ごし、中高はバスケに明け暮れる。オックスフォード大学へ1年交換留学。シェイクスピアに多大な影響を受け、以降言葉の感性を追求し続ける。ママ友と英語サークルを立ち上げ、8年間0〜12歳児の英語教育に従事。その後通訳学校へ通い、同時通訳者に転身。5年ほど副業のフリーランスを経て、スマホアプリ会社で1年半、宇宙スタートアップで2年半、現在は電機メーカーの社内通訳チームに所属。プロジェクトの一員としてチームワークを発揮し、タイプの異なる人と働くことが好き。コミュニケーションによる勘違いや、相互理解が生み出すパワーや限界を研究中。
福濱恵子
日英通訳者。小学校の3年間をアメリカで過ごす。以降は日本で進学し、新卒では外資系商社に就職するも1年で退職。設計事務所を手伝った後、在東京ブータン王国名誉総領事館に勤務しながら通訳学校に通い、アテンド、商談、会議・イベント・展示会、等で通訳を経験。2015年から美容系メーカーの社内通訳。1社勤務を継続して10年目。研究開発から薬事、戦略、マーケティング、営業、財務、サプライチェーン等、製品の流れ全般、および、経営・人事・研修・社内外イベント等、広範に対応。
湯口直子
高校卒業後渡米。カリフォルニア大学サンディエゴ校を卒業後帰国し、通訳学校に通いながら自動車部品メーカーの翻訳業務担当としてキャリアを開始する。その後自動車メーカーのバイリンガル秘書業務を経て社内通訳者としての勤務を開始し、以降広告代理店2社と損害保険会社で経験を積んだのち2019年に現職の再生可能エネルギー事業者に入社。通訳チームの立ち上げに携わる。
石井悠太(ファシリテーター)
大学在学中に通訳学校に通うも、当時の通訳講師の助言もあり、新卒では広告代理店に就職。法務や海外事業に従事した後、タイへの長期出張中に通訳を担当する機会に恵まれ、通訳者への転向を決意。豪クイーンズランド大学院にて通訳・ 翻訳を学び、帰国後の2018年より現職のIT企業にて日英の通翻訳者として勤務。
理想の社内通訳環境を考える
一口に社内通訳といっても、雇用形態や担当範囲、チームの人数など業務環境は様々です。また、フリーへの転向を前提として考えている方や組織の一員としての勤めることにやりがいを感じる方など、職業に対する捉え方も違います。このセッションでは背景や立場の違う通訳者4名が集まり、社内通訳を続けている理由から、現在/これまでの職場の職場環境や取り組みなど、(会社に怒られない範囲で)お話をする予定です。セッション中は参加者のみなさんからの意見・質問もお受けしながら、社内通訳者として働きやすい環境を一緒に考えていきたいと思います。