【JIF2024】中山桂「投資家目線の企業分析 第6回『日本製鉄』」
中山桂
中学時代に一時期、インドネシアのジャカルタで過ごす。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。在学中に1年間、ワシントン州ベルビュー・コミュニティ・カレッジに留学。メリルリンチ証券東京支店にて債券、株式、ディストレスト等の営業に携わった後、ソニー銀行にてクレジット運用業務に従事。2006年に翻訳・IR業務を行う有限会社ピィファ・パートナーズを設立。現在は金融翻訳のほか、投資家と企業とのエンゲージメント促進のためのアドバイザリー業務、日本証券業協会所属の金融リタラシー講師として大学等で講座を行う。
投資家目線の企業分析 第6回「日本製鉄」
投資家目線の企業分析－シリーズ6回目となる「投資家目線の企業分析」は、USスチール買収で注目の日本製鉄を取り上げます。景気循環株の代表ともいえる鉄鋼株ですが、景気サイクルとともに事業も株価も大きく変化してきました。ところで、そもそもこの景気サイクル（economic cycle）って何を指すのでしょうか？景気敏感株ってどういう株式のことでしょうか？さらに昨年からの東証によるPBR引き上げの号令下でこうした大企業はどのような変化を迫られているのでしょうか？一緒に考えていきたいと思います。要電卓。