【JIF2025】桂田アマンダ純「大変革期の最中にある自動車業界:通訳者は何を知っておくべきか」

桂田アマンダ純

1998年米国ペンシルバニア州立大学卒業(人類学・比較文学のダブル専攻、歴史学・古典学のダブル副専攻)。2010年米国モントレー国際大学院(現ミドルベリー国際大学院モントレー校)にて会議通訳修士号(MACI)取得。通訳歴20年強。

スクウェア(現スクウェア・エニックス)の社内翻訳者、Honda R&D Americas, Inc. 研究所での社内通訳を経て、現在は自動車を含むモビリティ全般(技術設計・デザイン・法規・環境規制等含む)を中心に、モータースポーツ、投資家総会からVRコンテンツまで幅広い分野の企業や国際機関、各国大使館の案件に対応。特にモータースポーツはF1、Formula-E、世界ラリー選手権(WRC)、MotoGP等多くのカテゴリーに対応している。

大変革期の最中にある自動車業界:通訳者は何を知っておくべきか

日本有数の大産業である自動車業界は、近年自動車発明以来の大変革期を迎えている。環境規制を背景に、パワートレインは内燃機関からバッテリー駆動に幅が広がり、EV(電気自動車)では完成車のコモディティ化が加速中。それに伴い業界の形やバランスも大きく変化している。通訳者が必要とする背景情報としての自動車業界の概要を主軸に、環境法規やEV化の現状、自動運転などの参考情報もお伝えする予定。

日本通訳フォーラム2025