【JITF2021】デブラ・ラッセル「なぜノートテイキングが必要なのか?」
デブラ・ラッセル
カナダ人の認定通訳者・教育者・研究者。アルバータ大学の前デイビッド・ペイコフろう学教授。研究分野は通訳者を介した仲介教育、リーガル・ディスコースを含む法務の現場における通訳、ろう通訳者チーム等を含む。通訳に関する論文を数多く発表。実務者としても30年以上の実績があり、特に医療、法務、メンタルヘルス、雇用関係の通訳現場を中心に活動を続ける。地域・国・国際レベルで活動する非営利組織において重職を歴任。世界手話通訳者協会(WASLI)元会長、大学通訳教育委員会(CCIE)コミッショナー。
なぜノートテイキングが必要なのか?
ノートテイキングの技術は逐次通訳・準逐次通訳に必要不可欠で、同時通訳に役立つツールですが、このウェビナーではノートテイキングとマッピングの活用にフォーカスし、話者が発した言葉に加えてどのように発言したかも記憶可能にする複数のテクニック紹介します。仕事以外の場面でノートテイキングを練習することでディスコース分析の理解が深まり、その結果として、言葉ではなく意味を伝える通訳能力の向上が期待できます。