【JITF2021】倉林秀男 「オスカー・ワイルドで学ぶ英文法」

倉林秀男

杏林大学外国語学部教授(英語文体論)。オーストラリアニューカッスル大学修士課程修了、獨協大学大学院博士後期課程単位取得退学。修士(英語文化研究)、Master of Applied Linguistics(The University of Newcastle, Australia)、博士(英語学)。埼玉県や東京都の中学校や高等学校で教鞭をとり、2005年4月に杏林大学外国語学部着任。共著書に『街の公共サインを点検する』(大修館書店)、『ヘミングウェイで学ぶ英文法』(アスク出版)、『オスカー・ワイルドで学ぶ英文法』(アスク出版)などがある。

オスカー・ワイルドで学ぶ英文法

英語で書かれた文学作品を正しく理解するためには、文法を無視するわけにはいきません。文法学習には、ダイナミックでスリリングな要素はありません。ですが、地味な文法的な読解、精読を地道に行うことが大切であるかということ、そして、地味な文法を地味なまま考えてみたいと思います。具体的な事例として、『オスカーワイルドで学ぶ英文法』(アスク出版)に書かれている内容を更に肉付けし、書籍に盛り込めなかった情報も示します。小説を「楽しむ」「味わう」きっかけになればと思っております。

日本通訳翻訳フォーラム2021