【JITF2021】牛窪万里子「理解しやすい日本語通訳の伝え方~音声表現を意識する」
牛窪万里子
元NHK キャスター。「おはよう日本」「首都圏ネットワーク」等の報道番組キャスター、その他テレビ東京、CS朝日ニュースター政治討論番組のキャスター、リポーターとして活躍する傍ら、2002 年にフリーアナウンサー事務所、株式会社メリディアンプロモーションを創立。所属アナウンサーのマネジメントも手掛ける。大手企業等への講演活動やメリディアンアナウンススクールを運営し、話し方やコミュニケーション指導を行っている。講演・研修・セミナー等を含めて指導人数はこれまで 5 万人以上。日米NLP協会公認公式認定資格、LABプロファイルプラクティショナー取得。著書「仕事ができる人は声が違う!」他3冊。日経クロスウーマン記事連載中。
理解しやすい日本語通訳の伝え方~音声表現を意識する
「何を伝えたかよりも、何が伝わったか」。どんなに的確な通訳でも、声がこもっていたり、早口であったり、抑揚がなく一本調子などの伝え方では、意味も伝わりにくくなってしまいます。特にコロナ渦でオンラインでの対応も増えている中、音声表現をどう意識するかによって伝わり方が大きく変わってきます。通訳は単に言葉の意味を伝えるだけではなく、スピーカーの言葉に込められた想いや熱意を伝えることが求められる場面もあるかと思います。
本講演では、普段の自分の話し方を振り返り、アナウンスの基礎である発声法・滑舌法を実践頂きながら、さらに言葉の意味にあったイントネーションや間の取り方、キーワードの強調法など、アナウンサーが放送で使う音声表現のテクニックについて学んで頂く機会になればと思います。