【JITF2021】山本みどり「サイバーセキュリティの最新トレンド」
山本みどり
Tech系を主戦場とする日英会議通訳者。小売、IT企業の社内通訳を経て、2009年よりフリーランスとして活動。2015年よりサイバーセキュリティ案件が増え始め、最近ではAIや量子コンピューティングの分野の案件も数多くこなす。特に顧客訪問や取材時の逐次通訳を得意とする。
サイバーセキュリティの最新トレンド
コロナ禍になり、人々の生活や行動が変わり、サイバー攻撃の質も変わってきました。
例えば2020年春、少しずつオンライン会議に慣れ始めていたころ、Zoombombingという攻撃が起こっていたのを覚えている方も多いでしょう。関係のない人がZoom会議に入ってきて、不快な画面を共有するという悪質な行為が世界各地で発生していました。
より深刻な攻撃もありました。2020年9月には、ドイツ、デュッセルドルフの病院が、ランサムウェア攻撃を受けシステムが停止しました。そのために病院の救急医療が妨害され、患者が死亡する、という事件が発生しました。
本講演では、2020年4月の『はじめてのサイバーセキュリティ』ウェビナーと、JACIサイトでの同タイトルの全10回連載の続編として、サイバーセキュリティの最新情報をお届けします。また関連して、量子コンピューティングや、Tech案件を通訳する際の心がけについても触れていきます。
テクノロジー分野の最新情報が知りたい方、IT分野に興味のある方はぜひご参加ください。