【JITF2021】吉川美奈子「ドイツ語字幕翻訳の世界~英語以外の作品を訳すということ~」
吉川 美奈子
ドイツ語・英語字幕翻訳者。大学卒業後、在独の日系金融機関にて現地採用の枠で働く。帰国後、今度は東京のドイツ系金融機関へ。1992年から在宅で実務翻訳に、2000年から字幕翻訳に従事。主な翻訳作品は「東ベルリンから来た女」「ハンナ・アーレント」「帰ってきたヒトラー」「コリーニ事件」「僕たちは希望という名の列車に乗った」「名もなき生涯」「水を抱く女」「ハイゼ家 百年」「復讐者たち」など。翻訳が三度のメシと同じくらい好き。
ドイツ語字幕翻訳の世界~英語以外の作品を訳すということ~
「外国映画」と聞くと、ハリウッド映画に代表される英語の作品を連想する方が多いようです。しかし英語以外にもフランス語やドイツ語、中国語や韓国語、トルコ語やヒンディー語など、様々な言語の作品が公開されています。今回はドイツ語の字幕翻訳を中心に、英語以外の他言語作品がどう訳されているか具体例とともにお話ししたいと考えております。また、ドイツ系の人名や地名、ナチ関連の用語が出てきた場合にお役に立つような内容も盛り込む予定です。ドイツ語翻訳者の方々だけでなく、ドイツ語以外の言語を翻訳しておられる方のご参考になれば幸いです。
ディ~プなドイツ語の世界にどっぷりつかりましょう!