【JITF2021】住本時久「IR通訳の醍醐味」
住本時久
米国コロンビア大学国際公共政策大学院卒業、修士号MIA取得。国内最大手証券会社、米系機関投資家・資産運用会社(東京・シンガポール)、上場企業CEO等を経て、フリーランス通訳・翻訳者。IRをはじめ金融、経営、政府・官公庁、学術など高い専門性を要する諸分野をカバー。通訳・翻訳者転身後、博士号取得。現在、大学の非常勤講師も務める。
IR通訳の醍醐味
耳や目に入ってくる情報の訳出に止まらず、投資家の意図を理解しながら訳出することでIR通訳のクォリティは一歩向上します。たとえば、(1)投資家は何を基準に投資を実行・継続するのか、(2) 投資家が既に当該企業の既存株主か、あるいは新規の投資を検討しているのかによって、着眼点は変わります。これをを意識するだけで通訳のアウトプットは見違えるほど変わるでしょう。そうしたヒントを共有できる内容にしたいと思っています。