【JITF2021】星野靖子「翻訳・通訳の調べ物とコーパス最新事情」

星野 靖子

英日翻訳者。大卒後、会社員として企画、編集、産業調査、海外IT製品の宣伝・PR業務を務め、翻訳・ローカライズ部門を経て2006年よりフリーランスに。マーケティング、エンターテインメント分野を中心とする翻訳や品質管理、企業の業界リサーチ支援、人文科学・ノンフィクション書籍の翻訳、編集協力に従事。リサーチを手がけた編集協力書に中村祐輔監修/柴田裕之訳『ディープメディスン AIで思いやりのある医療を! 』(2020, NTT出版)などがある。

翻訳・通訳の調べ物とコーパス最新事情

翻訳や通訳の仕事に欠かせない、調べ物のスキル。みなさんもそれぞれノウハウをお持ちのことと思います。ジャンルによって調べる内容や方法はさまざまですが、情報を効率よく集めるスキルや、その情報が適切かどうかを評価するスキルはジャンルを問わず必須です。

本セッションでは、Webブラウザで誰もが手軽に情報を調べられる今日、言葉のプロとして調べ物に取り組むための心がけや工夫について考えていきたいと思います。

セッション前半では、辞書や用語集を除く情報検索全般について、個人的な経験に基づく事例を交えながらご紹介します。

後半は日本語コーパス、英語コーパスの最新情報についてお話します。書き言葉から話し言葉まで豊富な事例が検索できるコーパスは、生きた言葉の宝庫。言語研究をはじめ辞書や語学教育分野への活用は今後ますます進んでいきます。翻訳や通訳の調べ物や学習に、辞書とあわせてコーパスを使いこなすためのヒントをご紹介します。

どうぞお気軽にご参加ください。

日本通訳翻訳フォーラム2021