【JTF翻訳祭】高柳俊也、梶井夏実、関根マイク「通訳・翻訳の地域戦略~金沢から考える」

高柳俊也

20代前半にヨーロッパ、アジアなどを周遊して帰国後、2002年に株式会社エクスプレッションズに入社。取締役を経て、2020年に代表取締役に就任。翻訳・通訳エージェントとして金沢市を拠点に業務をしていた同社で、2017年からインバウンドのニーズに焦点を当てた戦略を立案し、会社の変化を主導してきた。現在は、翻訳・通訳業/宿泊業/旅行業の三事業を柱にしながら、各事業で得た知見を活かして事業者向けのビジネス支援やコンサルティングも行なっている。

梶井夏実

2000年に京都大学大学院で心理学の博士号を取得後、心理学教室の助手として3年間勤務、フランス国立科学研究所の客員研究員も務める。2014年から英日翻訳者としてIT分野を中心に幅広く活動。主な仕事は、アプリ(フィットネス、フェムテック、SNSなど)やウェブサイト(気候テックなど)のUI、マーケティングコンテンツ、ゲーム(「Rusty’s Retirement」など)、オンラインコースの字幕、IT雑誌記事の翻訳。2023年からはSNSで「コーヒー翻訳者」を名乗り、カフェメニューやショップコンセプト、インスタグラム投稿の日英翻訳にも対応している。やさしい翻訳塾8期生。現在、金沢在住。

関根マイク(ファシリテーター)

フリーランス日英翻訳者・通訳者。(一社)日本会議通訳者協会理事。FIFA(国際サッカー連盟)公式通訳者。得意分野は政治経済、法律、スポーツ全般。午後2時頃からエンジンがかかってくる遅咲きタイプの通訳者。現在は主に会議通訳者として活動しているが、コーン茶をすすりながらマイペースで翻訳をするのも結構好き。著書に『通訳というおしごと』、『同時通訳者のここだけの話』(アルク)がある。

通訳・翻訳の地域戦略~金沢から考える

世界各地でLSP(言語サービスプロバイダー)の統合が進み、全体的な効率化が進むにつれてサービスの質の低下が一部懸念される中、国内の、それも大都市から離れた地域型LSPはどのような戦略を採用しているのだろうか?そして地方在住の翻訳者・通訳者は何か考え、どのような行動を起こしているのだろうか?

本セッションでは金沢の翻訳・通訳エージェント、株式会社エクスプレッションズの代表取締役社長である高柳俊也氏と、同じく金沢を拠点に活動するフリーランス翻訳者の梶井夏実氏を迎えて、「金沢だからできる」通訳・翻訳の事業戦略について検討する。

JTF翻訳祭2024のチケットはこちらから