【第11回】通訳者・翻訳者の子育て「小さいうちは楽しく英語に触れる」
(執筆:通訳者 国元真実)
「通訳者で、8、6、3歳の男児の母」と言うと、たいてい「すごい(子沢山)ですね!」と。そして「お子さんは英語ペラペラですか?」という質問をいただきます。
今回は、我が家の英語事情と、子どもの教育において大切にしていることを書きたいと思います。
3人の男児は日常の遊びの中に英語を
まず、冒頭の質問については、「3人ともまったくしゃべれません!」
我が家では、「やりたい時に」「楽しく」を前提に、ゆる〜く英語と触れ合っています。思い返せばいろいいろと試した記憶が…。英語で観ようと購入した「おさるのジョージ」DVDは、子ども達の強い希望により、延々日本語で鑑賞(笑)。フォニックスや絵日記、カードゲームを自作までしましたが、わんぱくで自己主張の激しい息子達と、やりたくないことを続けさせる気のない私。「無理せず楽しいことだけやろう」と考えた結果、子どもの「気の向くまま」に、絵本の読み聞かせ、映画、音楽、ゲームなど、日常の遊びの中に英語があるといった感じです。