イベント・ニュース, Page 27

保護中: 【第6回】通訳ブースは宝の山「スポーツと通訳~集団によるレベル超え」

【会員限定コンテンツ】 2.集団によるレベル超え 前回はスポーツ通訳について書いた。スポーツと通訳の関係は案外深いのである。そもそもアスリートと通訳者には共通点がある。筆者は拙著で、通訳者は職人+アスリートと書いた。職人的だと思うのは、研鑽と経験で技が磨かれる息の長い仕事だと思うからであり、アスリートと感じるのは、通訳者にもアスリートと同じく本番があるからだ。試合に負けた後のテレビのインタビュ...

第3回 JACI同時通訳グランプリ 準備ワークショップ(3月)

日本会議通訳者協会が主催する第3回JACI同時通訳グランプリを目指して、一緒に準備を進めましょう!日本会議通訳者協会では、4月まで毎月グランプリに向けた準備ワークショップを開催します。 本ワークショップでは、通訳者として経験豊富なJACI理事や認定会員が講師を務め、同時通訳スキル獲得・向上と、予選から本選出場のための実践的対策を学びます。 「同時通訳グランプリに出てみたいけれど、自分の...

保護中: 【第7回】大原ケイの背後からメッタ斬り!「医療費で自己破産も珍しくないメチャクチャなアメリカの保険制度」

【会員限定コンテンツ】 体調が悪くてあれこれ検査したら何百万円もかかったとか、救急車に乗ったら最後、破産するしかないとか、手術でもしたら請求書見ただけで心臓発作起こしそうだとか、アメリカの医療制度がおかしいことはいろんな人がいろんなところで紹介ずみなので、知らない人はいないかと。 手っ取り早くその歪んだ仕組みが知りたいのならば、やはりマイケル・ムーアのSickoは面白いかもしれない、指...

【第10回】通訳翻訳研究の世界~翻訳研究編~「翻訳調」とはどんな訳文なのか

今回は「翻訳調」についてお話します。さっそくですが、「翻訳調」を辞書で引いてみると、以下のようにありました。外国語の表現が、そのまま日本語に直訳されているような独特の表現。また、そのような文体の作品(三省堂 大辞林 第三版, Weblio より)。つまり翻訳調とは直訳のような翻訳であることがわかります。具体的に、以下のヘーゲル著『精神現象学』の二種類の訳を比較してみましょう。 ① 最初に或は...

保護中: 【第10回】通翻訳者が知るべきBrexit「The Irish Problem」前編

【会員限定コンテンツ】 2020年1月9日、EU離脱協定法案(EU Withdrawal Agreement Bill, WAB)が下院を通過した。テリーザ・メイが可決を試み230票差の大敗を喫した合意案の改訂版を国内法に反映する法案だ。10月にボリス・ジョンソンがこれをスピード承認させようとした時は大騒ぎになったが、今度はオーストラリアの大火災にイラン危機にハリー王子夫妻の独立宣言と大きな...

第3回 JACI同時通訳グランプリ 準備ワークショップ(2月)

日本会議通訳者協会が主催する第3回JACI同時通訳グランプリを目指して、一緒に準備を進めましょう!日本会議通訳者協会では、4月まで毎月グランプリに向けた準備ワークショップを開催します。 本ワークショップでは、通訳者として経験豊富なJACI理事や認定会員が講師を務め、同時通訳スキル獲得・向上と、予選から本選出場のための実践的対策を学びます。 「同時通訳グランプリに出てみたいけれど、自分の...

【2/22】ラグビー日本代表と通訳者~佐藤秀典の視点から【東京】

【2/17】本イベントはコロナウイルスの影響を鑑み、キャンセルになりました。 日本通訳フォーラム2016でも講演して頂いた佐藤秀典氏が帰ってきます!ラグビーW杯日本大会までの準備と本大会での激闘を、代表通訳者として活動した佐藤氏の視点で振り返りつつ、ラグビー通訳の業務内容、チーム専属通訳の特性、通訳としての心得・苦労、関係性、信頼の構築など、ラグビーに限らずスポーツチームでの通訳を志す方であ...

【第2回】あの通訳研究って、実際どうなの?「紅白歌合戦を見て感じたこと―LGBTQ+」

皆さん、ご無沙汰しております。2020年はどのように迎えられたでしょうか?さて、この連載、3ヶ月ぶりです。実は別のトピックで原稿を書いていたのですが、紅白歌合戦を見て、「今書かなければ、色褪せてしまう!」と急遽題材を変えて、LGBTQ+について書くことにしました。 2019年12月31日の紅白歌合戦、見た方も見ていない方もいらっしゃると思うので、まず簡単に。最後に歌手のMISIAさんが登場しまし...

【第22回】通訳者・翻訳者の子育て「ちゃんぽんハーフ女子たち」

(執筆・通訳者 根本佳代子) 「Mummy、look! このhouseに入ってjumping up and downしちゃった~」 どこかの芸人かと思うようなちゃんぽん発言の長女。娘たちの日本語教育をどうしようかと思っていた矢先、いきなり東京で単独子育てをすることになった2010年末。当時長女4歳、次女2歳、インターナショナルスクールでは2学年差、日本の学年では年子になるハーフ娘たちと、1...

【第9回】柴原早苗の通訳ライフハックス!「時間別メニュー」

2020年が始まりました。今年は東京オリンピック・パラリンピックが開催され、アメリカでは大統領選挙が、芸術面ではベートーベンが生誕250周年を迎えるなど、色々なことが控えています。私自身、本年も健やかに通訳業務に勤しみたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。 さて、1月に入ってから早や数週間が経過しましたが、みなさん、調子はいかがでしょうか?「元旦に計画を立てたけれど、うーん、...

【第6回】翻訳・通訳会社のクレーム処理「クライアントに気を遣わせない」

翻訳・通訳会社は、翻訳者・通訳者には見えない舞台裏で様々なクレーム処理を行っています。本連載は目的は、その一部を紹介することで、翻訳・通訳会社が日々取り組む業務に関して理解を深めてもらうことです。執筆は現役の翻訳・通訳会社コーディネーター。登場人物はすべて仮名です。 あけましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 12月繁忙期も終わり、春の繁忙期に...

【第3回】チャーリーの金融英語「『スラック』から考える失業率 (その2)」

金融翻訳者のチャーリーこと鈴木立哉さんが、様々な金融用語の背景を紹介し、翻訳者としてどのような思考過程で訳語を考えたのかを解説する連載(不定期)の第3回です。プロの思考法をお楽しみください! 前回はイエレン前FRB議長のスピーチを取り上げたが、「スラック」に入らない「失業者」や「失業者」に入らない「スラック」など、直感に訴えやすい事例が並列的に紹介されているものの、それぞれの段落で語...

【1/25】アートトランスレーター通訳講座:アートの声になるということ How to be the Voice of Art【東京】

アートトランスレーションとは何か? アートに求められる「声」とは何か? 本イベントでは、アートトランスレーションの特徴、 求められる技術、現状や課題などについて参加者と共有し、 実践を想定したワークショップを体験しながら意見交換をします。 アート分野以外の通訳との共通点や違いを認識することで、 アートトランスレーションに固有の資質だけでなく、 通訳の本質的な役割や魅力を再確認し、 参加者それぞれ...

【2/1】自動車業界の通訳【東京】

今や販売のみならず研究開発もグローバル化している自動車業界では、多くの通訳者が日常的にコミュニケーションの橋渡しをしていますが、新規参入を検討している通訳者にはなかなか見えにくい部分もあります。本イベントでは、国内で大手自動車会社を主要顧客に持つエージェント代表者と、国内外で複数のTier 1自動車関連会社と仕事をした経験がある通訳者が、それぞれの視点から自動車業界で求められている通訳者について語...

【第7回】大手を振って中道を行く−できない私の通訳雑談「大学院いきます!の巻」

ごくごく当然の話ですが、オーストラリアは南半球にあります。 先週後ろ髪を引かれつつも心を鬼にし、今年の仕事納めをしてメルボルンに戻ってきました。今年の秋は何かと忙しかったですよね。いつもはもう少し息つく暇があり、繁忙期もちょこちょことオーストラリアに戻ってきたりしているのですが、今年はスケジュールの組み方が不味かったこともあり、また1日だけのヨーロッパでの仕事にかこつけて、1週間以上も滞在して遊...

保護中: 【第10回】Welcome to the Ballpark!「9th Inning」

【会員限定コンテンツ】 みなさん、こんにちは。 10回にわたってお付き合いいただいたWelcome to the Ballparkも、今回が最後となりました。 最終回は、前回でお話ししたとおり、「スポーツ界の名言」をいくつかご紹介したいと思います。 まずは、New York Yankeesで1995年から2014年まで20年間トッププレーヤーとして活躍し、2003年からはYan...

【2/29】日本会議通訳者協会 認定試験(米国西海岸、日本語ー英語)

日本会議通訳者協会は米国で初めて認定試験を開催します。すでに国際会議での稼働実績が200日(およそ1,500時間)以上ある通訳者、またはこの実績に相当する通訳技術を有する通訳者が試験の対象者です。 本試験について質問がある場合はこちらからお問い合わせください。 試験登録と試験費用の支払いはこちらから <概要> 日時:2020年2月29日(土)13:00~20:00 ※サンフランシス...

【最終回】通訳留学奮闘記~ロンドンメトロポリタン大学編「Dissertation、レポート、卒業! そして…」

皆さん、こんにちは。 前回の記事からだいぶ期間があいてしまいました。あまりにも空いてしまったので、もしかしたら溝田は脱落したのではないかと思われた方もいらっしゃるかもしれません。そして、時間が経ってしまったのですが今回が最終回となりました。 ■Dissertation 前回はDPSIという公共サービスの通訳の試験のことを書きました。6月下旬に通訳の口頭試験、翻訳の筆記試験を終えました。そ...

保護中: 【第17回】放送通訳の世界「テレビ同通」

【会員限定コンテンツ】 日本では現在、複数のテレビチャンネルで海外のニュース番組を観ることができます。通訳者の名前が画面上に出るかはそれぞれの局次第です。私が過去から現在に至るまで携わってきたのが英BBC、米CNNおよび米CBS Evening Newsですが、自分の名前が出るのはCBS Evening Newsのみとなっています。 ところで先日、私はBS日テレの「深層ニュース」という...

【第9回】通翻訳者が知るべきBrexit「Brexit Election」

2019年12月12日(木)、UKで国会下院総選挙(general election)が実施された。英国では木曜日に投票を実施して深夜に開票を始めるのが伝統だが、日が短くて悪天候の冬に選挙を行なう伝統はない。冬の選挙は1974年、12月の選挙は1923年以来だそうだ。投票は午後10時に締め切られ、ほどなく出口調査(exit poll)の結果が発表されて、全国のEU残留支持者は奈落のどん底に突き落と...

【第5回】翻訳・通訳会社のクレーム処理「身勝手な振る舞い」

翻訳・通訳会社は、翻訳者・通訳者には見えない舞台裏で様々なクレーム処理を行っています。本連載は目的は、その一部を紹介することで、翻訳・通訳会社が日々取り組む業務に関して理解を深めてもらうことです。執筆は現役の翻訳・通訳会社コーディネーター。登場人物はすべて仮名です。 ついに今年も残すとこ、わずかとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。ようやく本年の繁忙期も一息ついたころでしょう...

保護中: 【第8回】通翻訳者が知るべきBrexit「What does Brexit mean?」

【会員限定コンテンツ】 現在UKでは総選挙キャンペーンがたけなわだ。"Brexit Election"と呼ばれるこの選挙、現在の予想では保守党が過半数を獲得する勢いで、情勢が変わらなければボリス・ジョンソン首相の続投となり、立候補の際に「ボリス合意案に賛成する」との誓約を義務付けられた保守党議員たちが一致団結して離脱法案可決・離脱協定締結を推進し、1月31日をもってBrexitが成立というこ...

保護中: 【第9回】Welcome to the Ballpark!「8th Inning」

【会員限定コンテンツ】 みなさん、こんにちは。 前回の冒頭で、9月に「東レパンパシフィックオープン」に携わったと書きましたが、今回はそれに関連してテニス関係の仕事で経験したことについて書いてみようと思います。 まず、今回の東レパンパシフィックオープンでは、大坂なおみ選手が悲願の初優勝を果たしました。「悲願」と言うと、大坂選手が相当な悲壮感を持って臨んだように思われてしまうかもしれませ...

保護中: 【第5回】通訳ブースは宝の山「スポーツと通訳~人気の兆し」

【会員限定コンテンツ】 1.スポーツ通訳:人気の兆し 東京オリンピック・パラリンピックを来年に控え、アスリートたちがギアを入れている。テレビもスポーツ番組全盛で、その日に行われた試合の結果以外にも、さまざまなスポーツ番組が放送されている。扱われる競技も多く、幾多の苦難を乗り越えた一流選手の物語、これからが期待される新星の話、海外選手の動向やスポーツの科学的分析など実に盛りだくさんである。いつ、...

保護中: 【第22回】製薬業界の通訳「CROの通訳」

【会員限定コンテンツ】 第2回では臨床試験について取り組みましたが、製薬メーカーの多くは臨床試験の実際の業務をCRO(Clinical Research Organization;医薬品開発業務受託機関)に委託しています。第22回はそのCROの業務を見てみたいと思います。 臨床試験(clinical study[trial])を実施する際、製薬メーカー(=治験依頼者=スポンサー;spo...

【第9回】通訳翻訳研究の世界~通訳研究編~ 通訳者の頭の中―二重の推論と訳出―

通訳をしている際に頭の中ではどのようなことが起こっているのでしょうか。今回から、この連載では「通訳者の頭の中を見てみたい!」をキャッチフレーズに、通訳における言葉のありかたについて考察します。今回は、言葉の理解に必要な二重の推論について取り上げ、これが通訳とどう関わるかについてお話します。 当たり前のようで、そうではないこと 通訳教育ではよく「言葉にとらわれずメッセージをとらえなさい」と言われ...

【第21回】通訳者・翻訳者の子育て「まずは日本語を徹底的にインプット」

(執筆・翻訳者 裏地良子) 夫は翻訳書の編集者を20年ほどやっていますが留学経験はなく、私のほうは大学時代に1年ほど英国に留学していた程度です。息子たちは現在6歳と3歳です。まだ教育方針と言っても手探りではありますが、ここまでの経過を書かせていただきたく思います。 まずは日本語で 論理的思考ができる土台を これまで翻訳の仕事をしてきて痛感したのが、基本的な日本語力の必要性です。英語を小...

【12/14】社内通訳者サロン

とかく孤独な作業になりがちな社内通訳者の皆さん、「他社ではどんな通訳をしているのだろう?」、「私の通訳のやり方は自己流になってしまっているのではないか?」、「ほかの社内通訳者は何故フリーランスではなくて社内通訳をやっているのだろう?」、「今後AIや機械化が進むと社内通訳の市場需要はどうなっていくのだろう?」など、さまざまな疑問を日頃からお持ちかと思います。そこで他社の社内通訳者の皆さんと交流・意見...

保護中: 【第6回】大原ケイの背後からメッタ斬り!「サンクスギビングを祝うアメリカ人はどれだけアメフトが好きなのか?」

【会員限定アクセス】 まもなくアメリカでは、ハロウィーン後・クリスマス前の一大イベントであるサンクスギビング(感謝祭)を迎える。これは日本の盆暮れと同じように、アメリカ人にとっては何が何でも家族親戚で集まらなければならない日とされている。毎年11月第4木曜日と決められているサンクスギビングの前日、つまり水曜日夕方からオフィスでは波が引いたように人が消え、高速道路はどこも大渋滞、運悪く天候が悪...

【12/8】JACIセミナー はじめての元請

エージェントを通さず客先から直接通訳業務を請け負う機会は予期しない形で訪れます。そのときにあわてず対応するためのセミナーを企画しました。客先での聞き取り・見積書の提出から実施の具体例を追体験できるようわかりやすく説明していきます。参加者にも積極的に質問・発言していただく双方向型。仕事ポートフォリオの拡大・多様化を考えている方はぜひ御参加ください。 チケット購入はこちらから <イベント概要> ...