過去の日本通訳フォーラム, Page 5

【JITF2020】平野暁人「出演する通訳〜舞台芸術専門の通訳という生きもの」

平野暁人 翻訳家/通訳(日仏伊)。一橋大学言語社会研究科博士課程満期退学。修士課程に進学して間もなく映像を中心とした翻訳のアルバイトを始め、博士課程在籍中に平田オリザ氏の知遇を得て舞台芸術専門の通訳者としても活動を開始。2014年及び2017年にはSPAC芸術総監督・宮城聰氏の専属通訳としてアヴィニヨン演劇祭に帯同、テレビ・ラジオの生収録や講演などの通訳を務める。近年はリムーザン国...

【JITF2020】柴田元幸、永井薫「ぼくは翻訳についてこう考えています」

柴田元幸 東京大学名誉教授、文芸翻訳者。アメリカ現代作家を精力的に翻訳。2005年、『アメリカン・ナルシス』(東京大学出版会)でサントリー学芸賞を、2010年、翻訳『メイスン&ディクスン』(上・下、新潮社)で日本翻訳文化賞を、2017年、早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。文芸誌「MONKEY」(SWITCH PUBLISHING)の責任編集も務める。現在、「朝日新聞」金曜日夕刊にて、『...

【JITF2020】堀上香、河原一久「知っておくと安心!? スター・ウォーズの世界」

堀上香 映像翻訳者。1965年神奈川県生まれ。「スター・ウォーズ」のオリジナル字幕を手がけた岡枝慎二先生に師事、1997年よりフリーランスとして映像翻訳の仕事を始める。 代表作:「スター・ウォーズ クローンウォーズ」シリーズ(DVD用字幕)、「レゴ(R)スター・ウォーズ エンパイア・ストライクス・アウト」、「白い暴動」(音楽ドキュメンタリー映画)、「42ndストリート」(松竹...

【JITF2020】吉田理加「スペイン語通訳者からみた異文化コミュニケーション:個人的な経験」

吉田理加 京都外国語大学外国語学部イスパニヤ語学科卒業、在学中にスペイン・ナバラ大学に派遣留学。スペイン大使館大使秘書室勤務、国際交流基金日本語教育専門家(メキシコ・シティ)を経て、アムステルダム大学大学院(中退)で談話分析を学ぶ。2000年からフリーランス通訳者として活動、法廷通訳で「言われた通りそのまま通訳する」ことが求められることを理論的に解明したいと思い、立教大学大学院異文...

【JITF2020】松丸さとみ「ニュース翻訳 基本のき~まずはこれだけ知っておこう」

松丸さとみ フリーランス翻訳者・ライター。学生や日系企業駐在員として英国・ロンドンで計6年強を過ごす。駐在員時は、在英日本人向けに英国および欧州のビジネスニュースを日本語で配信する日系企業にて編集・執筆などに従事。現在は、フリーランスにて時事ネタを中心に幅広い分野の翻訳・ライティング(ときどき通訳)を行っている。訳書は『FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略』(サ...

【JITF2020】大森喜久恵「中国語通訳者への道のり」

大森喜久恵 中国語会議通訳者。高校及び大学時代を家族とともに中国で過ごす。帰国後、製薬会社と法律事務所で嘱託通訳として働きつつ、会議通訳者としても活動を始める。1989年に初めての同時通訳。その後フリーランスの通訳者として政治経済関係を中心に活動。放送通訳者、通訳スクール講師。 共著「聴いて鍛える中国語通訳実践講座―ニュースとスピーチで学ぶ」(東方書店、2014年)。 ...

【JITF2020】今井美穂子「芸能通訳者の日常、心得〜映画を広げる、映画を伝える」

今井美穂子 上智大学外国語学部英語学科卒。大手通訳者養成学校を2008年に卒業。大学卒業後、映画バイヤー、海外交渉担当等、映画配給の仕事に10年間携わり、通訳者養成学校卒業と同時にフリーランス通訳者に転向。現在は通訳者として映画、芸能、芸術を中心に活動するかたわら、通訳者養成学校において後進の指導にあたっている。芸能通訳者としては、来日プロモーションや国際映画祭での記者会見、舞台挨...

【JITF2020】武藤陽生「ゲーム翻訳概観」

武藤陽生 ゲーム、出版翻訳者。29歳のとき『深夜特急』に影響されて出たひとり旅の途上で翻訳に目覚める。帰国後フェロー・アカデミーの出版翻訳コースにかよい、その傍らでゲーム翻訳会社に勤務。その後フリーランスとして独立し、ゲーム翻訳と出版翻訳に携わる。おもな訳書は『ショーン・ダフィ・シリーズ』『駆逐艦キーリング』、訳したゲームは『Gone Home』『The Vanishing of ...

【JITF2020】佐々木南実「ファン・トランスレーションの時代を生きる  〜MJから韓流まで 歌詞対訳の世界〜」

佐々木南実 都留文科大学 国際教育学科専任講師、(株)ミーム・コミュニケーションズ代表。ポピュラー音楽の翻訳者・通訳者としてキャリアをスタートさせ、J-Wave、MTV、Blue Note Tokyo、Rolling Stone Magazineなど洋楽の現場を数多く経験。小学生の子供二人を連れてのアメリカ留学時代にはタイプの違う二つの連載『通訳翻訳ジャーナル』(イカロス出版)「カ...

【JITF2020】ダニエル・ジル「通訳の努力モデル:振り返りとこれから」

ダニエル・ジル ダニエル・ジルは元々、数学を専攻していたが、学業の傍ら(独学ながら)技術翻訳者として、そしてリエゾン通訳者として仕事を始めた。その後、パリの国立通訳翻訳高等学院(ESIT)で学んで会議通訳者に転身し、AIICに入会。翻訳・通訳を教えるようになってから、翻訳・通訳研究に取り組む必要性を感じるようになる。まず日仏翻訳者・通訳者の訓練に関する研究で博士号を取得し、後に通訳...

【JITF2020】松下佳世、平山敦子「出版不況の時代に『紙の本』を出す方法:通訳者コラボ本誕生の裏側」

松下佳世  立教大学異文化コミュニケーション学部・研究科准教授。日本通訳翻訳学会理事。会議通訳者。朝日新聞記者としてニューヨーク特派員などを務めたのち、サイマル・インターナショナルの専属通訳者に。専門は通訳翻訳研究とメディア研究にまたがる学際的な研究分野であるニュース・トランスレーション研究。学生を指導する傍ら、サイマル・アカデミーのインターネット講座でプロを目指す通訳者の育成にも...

【JITF2020】児島修「ノンフィクション出版翻訳の素晴らしき世界 ~その特徴と制作の流れ、翻訳者に求められるもの~」

児島修 ノンフィクション出版翻訳者。1970年生。立命館大学文学部(心理学専攻)卒。ミニシアター運営会社勤務の後、株式会社エイブス、NECソフト株式会社(現NECソリューションイノベータ)、山根ドキュメンテーション(現TransPerfect)での翻訳業務を経て、2008年よりフリーランス。主な訳書に、『シークレット・レース』(小学館文庫)、『バーバリアンデイズ』(A&F)...

【JITF2020】 ジョナサン・ダウニー「見通しが立たない世界において通訳の価値を正しく理解して伝える方法」

ジョナサン・ダウニー ジョナサン・ダウニー博士はスコットランド・エディンバラ在住のコンサルタント会議通訳者(仏⇔英)、通訳研究者。アレキサンダー・ドレクセル、アレキサンダー・ガンスメイヤー、サラ・ヒッキーとTroublesome Terps ポッドキャストを共同ホストする傍ら、著書2冊を出版。Being a Successful Interpreter: Adding Value ...

【JITF2020】ゲイブ・ベッカーマン「何でも買って売れるメルカリで、何でも訳す:メルカリの社内通訳」

ゲイブ・ベッカーマン 米国で生まれ育ち、16歳で初めて来日。札幌でのホームステイ、京都や富山でも暮らし、現在は東京在住。タフツ大学卒業後、JETプログラムの国際交流員として働いた時に通訳に魅了される。双日株式会社では社内翻訳を経験。現在は株式会社メルカリで社内通訳者を務める。2019年には日本会議通訳者協会主催の同時通訳グランプリで準優勝。プライベートの時間は、チェロを弾いたり、ワ...

【JITF2020】足立力也「はじめてのコスタリカ」

足立力也 コスタリカ研究家、平和学・紛争解決学研究者。コスタリカ国立ナシオナル大学大学院哲文科博士課程中退。2001年からフリーランスの研究者としてコスタリカに関する調査・研究・発表等の事業を続けながら、年に1〜2度の頻度でコスタリカ・ピース&エコツアーを企画、通訳・ガイドを務める。2019年、(一社)コスタリカ社会科学研究所を設立、 代表理事に就任。主著に「丸腰国家」(扶桑社新書...

【JITF2020】谷千春「手で伝える、目で聞く~手話の世界へようこそ~」

谷千春 1960年東京都出身。高校生の時に手話に出会う。NHK手話ニュースキャスター、テレビ手話講座講師を経て、現在、NPO手話技能検定協会副理事長、日本社会事業大学非常勤講師。 趣味は、落語、ワイン、ヨット。 手で伝える、目で聞く~手話の世界へようこそ~ コロナ禍の中、国内の知事会見のみならず、海外のリーダーたちの会見にも、手話通訳が付くのが当たり前の時代になり...

【JITF2020】大川直美「吹替翻訳調って何かしら?~日本語吹替版ヒストリー~」

大川直美 幼いころからテレビっ子で、時代劇や吹替版海外ドラマの再放送を見て育つ。 長じて入社した航空機メーカーの仕事を通じて翻訳の楽しさを知り、映画やドラマのセリフを訳してみたくなって映像翻訳スクールに入学。字幕と吹替の翻訳を学んだ後、CS放送用のドラマシリーズでデビュー、吹替専門の映像翻訳者に。 現在は、映画やドラマ、アニメ、ネイチャードキュメンタリーの日本語吹替版台...

【JITF2020】高木クリス「アニメ制作現場での通訳~クリエイティブを動かすコミュニケーション」

高木クリス ハワイ大学卒。日本を代表するアニメーション制作会社の社内通訳者。CGアニメ・映像制作を中心に通訳として活動。国内最大の通訳大会である「同時通訳グランプリ」にて2019年に優勝。またラッパーとしてもB-BOY PARK2003でのMCバトル王者として知られる。最新作は「轆轤」(2017)。「ENGLISH JOURNAL」に「英語でラップを学ぶ~Rap in Englis...

【JITF2020】マイヤーズ若菜「悪癖を矯正!ノートテイキング講座」

マイヤーズ若菜 カナダ、スイス、ハンガリー、アメリカで育つバイリンガル会議通訳者。上智大学比較文化学部卒業後、大手外資系企業数社の社内通訳を勤めたのち、米国モントレー国際大学の会議通訳修士号を取得しフリーランス会議通訳者に転身。ビジネス・医薬・技術・放送・司法・政治・エンターテイメントなど幅広い分野で活躍。通訳スクールの講師も務める。 悪癖を矯正!ノートテイキング講座 ...

【JITF2020】石井悠太、加藤志織「LINEでの社内通訳」

石井悠太 社内通訳・翻訳者(英語)。慶応義塾大学法学部法律学科卒。クイーンズランド大学院、日本語通訳翻訳学修士。NAATI認定会議通訳者(日英、英日)。日系広告代理店で法務、海外事業などを経験するも、タイへの長期出張中、夢であった通訳を目指す気持ちが強くなり勢いでオーストラリアの大学院に出願。無事合格し、充実した留学生活を過ごしたが、帰国後の就職活動では通訳経験のなさから書類選考に...

【JITF2020】青谷優子「『聞き手に伝わる』声を作る ~朗読メソッドを用いて言葉に息を吹き込もう!~ 」

青谷優子 朗読家/バイリンガルフリーアナウンサー/英語コミュニケーション講師/元 NHK WORLD 英語アナウンサー 小・中学時代を英国・ロンドンで過ごし、上智大学を卒業後バイリンガルリポーター(英語・日本語)として平成4年に NHKに入局。NHK WORLDのメインアンカーとして20年過ごす。選挙報道、震災報道をはじめ、日本を代表する文化人、各国首脳や国連代表などにも取材...

日本通訳翻訳フォーラム2020

日本会議通訳者協会(JACI)が毎夏主催する日本通訳フォーラムですが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、完全遠隔で開催します。多くの大規模通訳・翻訳イベントが中止を決めていることから、業界全体を元気づけるため、今年は「日本通訳翻訳フォーラム」と名前を変えて8月1日から31日の1か月にわたり、合計30以上の通訳・翻訳セッションを企画しています(海外の演劇祭をイメージしてください)。...

【JIF2019】高野勢子「フランス語通訳って面白い、でもその将来は?」

高野勢子 フリーランスのフランス語通訳者。上智大学文学部フランス文学科卒、フランス・アンジェカトリック大学留学。フランス大使館勤務、外資系製薬会社勤務を経て独立。通訳者としてはNHKテレビ BS1 ワールドニュース(France2)のレギュラー通訳、政府間交渉会議、日本・フランス間の合弁事業設立などの企業間交渉、国際会議・シンポジウム・コンベンション、記者会見、要人随行など多数。 フランス...

【JIF2019】橋本佳奈「勇気を出して、ママ業から通訳業への道のり」

橋本佳奈 中国語(北京語・台湾語)通訳者。台湾生まれ。13歳に来日。日本の高校・大学を卒業後、総合商社に就職。結婚後専業主婦として2児の子育てに専念していたが、ある日突然、通訳者となる決心をし、いきなり未知の世界だった法廷通訳や展示会通訳の世界に飛び込む。現在は、主にビジネスの会議通訳を受けるが、時々法廷や少年犯罪の案件も受ける。また、国際結婚が増える中、各種セレモニーや結婚式のバイリンガル...

【JIF2019】土部隆行「通訳で食べていけるのは英語だけ? 〜インドネシア語の危うい現状から考える〜」

土部隆行 インドネシア語通訳者・翻訳者。1970年、東京都小金井市生まれ。上智大学理工学部数学科卒。大学時代に縁あってインドネシア語と出会う。現地への語学留学を経て、団体職員として駐在勤務も経験。その後日本に戻り、1999年に専業フリーランスの通訳者・翻訳者として独立開業。インドネシア語一筋で多岐多様な案件に携わり、現在に至る。 通訳で食べていけるのは英語だけ? 〜インドネシア語の危うい現...

【JIF2019】坂井裕美「通訳者から見た欧州通訳事情」

坂井裕美 ロンドン在住の英日会議通訳者。得意分野はIR、原子力廃止措置、舞台芸術、ファッション、サッカー。証券会社社内翻訳者を経て専業主婦生活18年。その後夫の早期リタイアに伴って7年前に通訳者としてデビュー。昨年会議通訳の修士号とパブリックサービス通訳のディプロマを取得して今に至る。大・高・中の3人の子供の母。中国語およびファッションの学位も保有。 通訳者から見た欧州通訳事情 ...

【JIF2019】若宮道子「『M』のマークの舞台裏~巨大ハンバーガー・チェーン社内通訳の魅力を語る」

若宮道子 藤女子大学文学部英文科卒。デンマーク通産省の外郭団体、ニューヨーク国連本部広報局、アメリカ農務省の外郭団体などの勤務を経て、2013年1月より通訳に転身。同年4月より日本マクドナルド(株)で全部門担当プール制の通訳となる。2015年2月より、サラ・カサノバの専属通訳者を務め、現在は会長を含む経営陣の通訳全般を担う。  のマークの舞台裏~巨大ハンバーガー・チェーン社内通訳の...

【JIF2019】アリソン・シグマン「CAIとは?通訳練習を通してコンピューター支援通訳のツールを身に付けよう 」

アリソン・シグマン アメリカのウェストバージニア州生まれ。高校時代に日本のホームステイにて初めて日本語を体験。大学、大学院を経て日本語の勉強を継続し、留学は2回。2010年に修士号を取得し、現地の日系企業に就職。社内通訳者として通訳・翻訳の経験を積み、2017年よりフリーランス会議通訳者として活動開始。さらに、オハイオ州立大学にて通訳基礎講座の講師を務める。 CAIとは?通訳練習を...

【JIF2019】ブラッドリー純子「アメリカ西海岸の会議通訳事情 ~シリコンバレーの最前線から」

ブラッドリー純子 会議通訳者、EJ EXPERT代表、米国連邦政府ランゲージコンサルタント、一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会アドバイザリーボード。 大阪弁オンリーで育つも、美大の卒業旅行で訪れたヨーロッパで英語の重要性を実感する。社会人生活を数年送り留学資金を貯めて20代前半で渡米。大学で4年間経営マネジメントを学びビジネスの世界に興味を持つ。シリコンバレーの自動車会社とテック...

【JIF2019】高橋聡「通訳に使える文化・雑学・サブカル知識」

高橋聡 CG以前の特撮と帽子と辞書をこよなく愛する実務翻訳者。 翻訳学校講師。学習塾講師と雑多翻訳の二足のわらじ生活と、ローカライズ系翻訳会社の社内翻訳者生活を経たのち、2007年にフリーランスに。現在はIT・マーケティングなどの翻訳を手がける。最近は、翻訳者が使う辞書環境と「辞書を読む」ことについて研究し、翻訳フォーラムなどの翻訳者グループで情報を発信している。 通訳に使える文...