寄稿記事, Page 14

保護中: 【第26回】製薬業界の通訳「おススメ製薬通訳本①」

【会員限定コンテンツ】 前回から少し時間が空いてしまいました。今回からは数回に分けて、少し趣向を変えて、第25回までに取り組んできた各トピックをさらに学習する際のおススメ本を紹介していきたいと思います。 まずは第1回連載です。第1回目は「製薬業界の通訳」ということで概要をお話しました。製薬業界の全体像をつかむ上でのおススメ本の1冊目はこちらです: 森口理恵(2011).『まずは...

保護中: 【第26回】放送通訳の世界「ツライ放送通訳とは?」

【会員限定コンテンツ】 「どうしてもロンドンで働きたい!」という思いゆえにThe Japan Timesの求人欄で見つけたBBC World日本語部の「放送通訳者募集」広告。テレビ局の社会科見学はおろか、どこに在京のテレビ局があるのか知らなかったほど、当時の私はマスコミとは無縁でした。それでも「絶対にイギリスに行きたい!」という思いが採用担当者に通じたかどうかは不明ですが、1998年から2...

【第2回】通訳・翻訳学習記―東京外国語大学編―「春学期のスタート」

 みなさん、こんにちは。日本会議通訳者協会理事の佐々木です。  相変わらず新型コロナウイルスの感染拡大が世界中で続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。この第2回を執筆している今はすでに2021年になり、気持ちを新たに頑張っています。早くコロナが収束し、皆様に対面等でお会いできる機会が来ることを願っている今日この頃です。  さて、前回の第1回の最後にお伝えした通り、今回は1年目の春...

【第13回】柴原早苗の通訳ライフハックス!「生活の知恵あれこれ」

最近私は「発達障害」に興味があり、色々と本を読んでいます。中でも非常に参考になったのが、「発達障害サバイバルガイド」(借金玉著、ダイヤモンド社、2020年)でした。発達障害というのは外見だけではなかなか理解してもらえず、その一方で当事者であるご本人たちは、生きづらさや生活の規則正しさの送り方などにおいてとても苦労しておられます。本書にはどのようにしてサバイバルできるかが47のヒントとして綴られて...

保護中: 【第5回】あの通訳研究って、実際どうなの?「訓練におけるシャドウイング(Shadowing)」

【会員限定コンテンツ】 皆さん、大変ご無沙汰しております。今回は、通常のタイミングから大幅に遅れての原稿となってしまいました。少々言い訳になってしまいますが、コロナが拡大する中で諸般の対応に追われてしまい原稿遅延となったことをお詫び申し上げます。 昨年、日本に伝播したコロナは収まるところを知らず、世界の各地でも依然として猛威を振るっています。欧州では再びロックダウンに入ったところもあ...

保護中: 【第9回】はじめてのサイバーセキュリティ「通訳業務の種類」

【会員限定コンテンツ】 みなさんこんにちは! 前回第8回では、ペネトレーションテストについて説明しました。クライアント企業の環境を疑似的に攻撃して、サイバーセキュリティ対策の準備状況を評価する取り組みでした。 第1回:なぜ今サイバーセキュリティなのか 第2回:敵を知ろう 第3回:前提知識 第4回:さまざまな攻撃 第5回:標的型攻撃 第6回:防御側 ...

保護中: 【第8回】はじめてのサイバーセキュリティ「ペネトレーションテスト」

【会員限定コンテンツ】 みなさんこんにちは。年末年始はいかがお過ごしになりましたか?私は仕事からは完全にオフモードに切り替え、冬休みを過ごしました。 ようやく、「パスワード管理ソフトを導入する」というタスクにも手をつけました。Bitwardenというソフトで、無料プランもあります。このソフトを使うと、ユーザーはマスターパスワードを覚えておくだけでいいのです。ソフトウェアがPCやスマー...

保護中: 【最終回】トップの通訳「外国人社長付き通訳と育児の両立、そしてフリーへ」

【会員限定コンテンツ】 皆様、こんにちは。2021年もどうぞよろしくお願いします。 この年末年始は、普段の年と異なる過ごし方をされた方も多いのではないでしょうか。夫婦は共働き、2人の小学生がいる我が家は、コロナ前は常にバタバタしていて、年末年始は限られた時間で大掃除を済ませ、慌てて帰省し、帰京したら日常の準備…。お正月でさえ息つく暇もない日々が何年も続いてきたのですが、この年末年始は...

保護中: 【最終回】カイシャの中身「会社の機関」

【会員限定コンテンツ】 みなさんこんにちは。新しい年を迎え、皆さまいかがお過ごしでしょうか。人間は新しい年に希望を持つものですが、ウイルスには人間が決めた年の変わり目は関係ないようです。通訳者をとりまく環境の変化もまだまだ歩みをゆるめる様子はありません。「何が大切かを考え、それを実行する」ことの大切さ、難しさを感じています。 昨年2020年4月に始めたこの連載「カイシャの中身」も今回...

保護中: 【第19回】通翻訳者が知るべきBrexit「魚の宴」

【会員限定コンテンツ】 2020年12月24日木曜日、クリスマスイヴの午後3時、ボリス・ジョンソンのTwitterアカウントに、"The deal is done"と書かれたツイートが投稿された。UK・EU間の貿易協定案(※1)が合意されたのである。UKが国民投票でEU離脱を選択してから実に4年半、1,645日後のことだった。 https://twitter.com/BorisJo...

【第6回】チャーリーの金融英語「ブラック・スワン」

(執筆 12月30日。なお引用文中の下線および太字は鈴木) 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)危機が始まってぼちぼち1年。金融翻訳者として最も大変だったのは2月12日(水)にNYダウが、1週間後の2月19日(水)にS&P500種株価指数とナスダック総合指数が史上最高値を記録した後、感染拡大の恐怖とともに「リーマンショック以来」「ITバブル以来」「ブラックマンデー以来」「大...

保護中: 【第9回】トップの通訳「外国人社長も知りたい日本のビジネスマナー」

【会員限定コンテンツ】 2020年も残すところわずかとなりました。皆さんは今年をどのように振り返りますか?自分自身を木にたとえると、私にとって2020年は、根の張り具合を確認する1年だったように感じています。昨年までは、通訳業界の活気や勢いに乗じて、私自身も枝葉を上に伸ばしたり、横に広げたりすることに注力していました。しかし今年はコロナの影響を受け、立ち止まってじっくり考える時間ができまし...

保護中: 【第9回】カイシャの中身「総務」

【会員限定コンテンツ】 みなさんこんにちは。日本には自然災害が多いことをいろいろな形で実感する年が続きますが、今年の11月は10月に引き続きおだやかな日が続きました。 こんなときにコロナウイルス流行で通常の仕事ができない小売や旅行産業の方々は本当にくやしい思いをしていることと察します。フリーランス通訳者の中にも収入が激減している人がいます。待てばいいのか、なにかすべきことはあるのか。...

保護中: 【第7回】はじめてのサイバーセキュリティ「ソリューションベンダ、官の組織、最近のキーワード」

【会員限定コンテンツ】 みなさんこんにちは。この連載を始めた2020年5月は初夏でしたが、冬の訪れを感じる気温になってきました。 第6回は、防御側の初回として、攻撃される日本の組織と、その防御体制や業界内での取り組みについて紹介してきました。 第1回:なぜ今サイバーセキュリティなのか 第2回:敵を知ろう 第3回:前提知識 第4回:さまざまな攻撃 第5回:...

保護中: 【第25回】放送通訳の世界「コロナになってからの放送通訳」

【会員限定コンテンツ】 昨年のちょうど今ぐらいだったでしょうか。「中国のとある地域で今まで聞いたことのないインフルエンザのような症状が出た」という第一報がニュースで流れました。私自身は「今までも豚・鳥インフルエンザや各種インフルエンザが猛威を振るったけれど、収まったものね。だから今回も中国内で済むのでは?」と思っていたのですね。 ところが状況は緩和されるどころか、どんどん拡大していき...

【第1回】通訳・翻訳学習記―東京外国語大学編―「学校紹介」

みなさん、こんにちは。日本会議通訳者協会理事の佐々木です。 この度、私が現在在学している東京外国語大学大学院(以下:東京外大)での学生生活について連載をする機会を頂きました。現在1年目の後半ですが、これから卒業するまでの2年間、東京外大の日英通訳・翻訳実践プログラムでどのようなことを学んでいるのか、また授業以外では何をしているのか等をお伝えしていきます。大学院への進学を考えている方や大学院...

保護中: 【第18回】通翻訳者が知るべきBrexit「Comings and Goings」

【会員限定コンテンツ】 11月も後半に入ったが、UKとEUの貿易協定交渉はまだまだ続いている。10月15日だったはずの期限が10月31日になり、11月19日のEUサミットに間に合えばという話になり、今はそれもほぼ時間切れという切羽詰まった状況だ。しかし、いまだに両サイドのレッドラインは一向に動かず、どちらも「こちらはこれだけ妥協したのだから向こうも妥協すべき」と言い張るだけでまったく前進し...

保護中: 【第8回】カイシャの中身「企業内のIT」

【会員限定コンテンツ】 みなさんこんにちは。10月後半には晴天の日もあって「オリンピック、アスリートファーストが本当ならこんな陽気がいいのではないか」と思った方も多いのではないでしょうか。 コロナウイルス流行で大打撃を受けている通訳業界も少しずつ「新しい現実」に対応し始めたようです。先手を打って自らの仕事の方法や、場合によると参加する市場まで変えた通訳者やエージェントも少数ながら存在...

保護中: 【第24回】放送通訳の世界「アメリカ大統領選挙」

【会員限定コンテンツ】 4年に一回、オリンピックと同年に行われるアメリカ大統領選挙。例年であれば、夏に五輪ニュースと私は格闘しつつ、選挙ニュースへの対応も迫られています。今年は東京五輪が延期になったためか、いつも以上に米国大統領選挙のニュースが多くなりました。アメリカの大統領選は仕組みも複雑であり、用語も色々とあります。 そこで今回は、放送通訳の世界から見た大統領選挙と私の経験につい...

【第28回】通訳者・翻訳者の子育て「タイミングが良かった 3兄弟のバイリンガル育児(前編)/通訳者 七條真理子さん」

(通訳者 七條真理子) 通訳の仕事をしながら、子育てを頑張っている現役世代とは違って、専業主婦の私が通訳の仕事を始めたのは、5年間の夫の米国駐在に同行して帰国後のことだ。小学生の息子たちがバイリンガルになれた4つのタイミング+1、その彼らが自分の子どもをどう育てようとしているのかをお話ししたい。前編は渡米から帰国まで。 第一のタイミング:渡航時の年齢 双子の長男次男は幼稚園年長...

保護中: 【第8回】トップの通訳「式典の通訳」

【会員限定コンテンツ】 皆さん、こんにちは。日本政府は10月以降、海外からの入国制限を段階的に緩和していく方針を示しました。人の国際的な往来の再開と感染対策を何とか両立していかなければならないですね。先日、コロナ以降初めての国内出張に出かけてきました。驚いたのは、自分の出張準備の要領の悪さです。社長付き通訳時代は、毎週のように出張が入ることもあったし、フリーランスに転向してからも出張は慣れ...

保護中: 【第6回】はじめてのサイバーセキュリティ「防御側」

【会員限定コンテンツ】  みなさん、こんにちは!早いものでこの連載も第6回目となりました。 実は本連載は全10回を予定しております。中間地点を折り返したので、本連載の構成を一度ご紹介したいと思います。 第1回:なぜ今サイバーセキュリティなのか 第2回:敵を知ろう 第3回:前提知識 第4回:さまざまな攻撃 第5回:標的型攻撃 第6回:防御側←イマココ...

保護中: 【第17回】通翻訳者が知るべきBrexit「ハロウィーン・ホラーナイト」

【会員限定コンテンツ】 この原稿を書いている今日は10月31日。ハロウィーンだ。 ちょうど1年前には、同じ書き出しで連載第7回を書いていた。昨年のハロウィーンは、テリーザ・メイの離脱協定案が国会に否決された後合意されたBrexit延長期間が終了する日だった。その期限が刻一刻と迫る中、「再延長するくらいなら死んだほうがまし(I would rather die in a ditch)」...

【第27回】通訳者・翻訳者の子育て「バイリンガル子育てプラス2言語(後編) /スペイン語通訳者 相川知子さん」

(スペイン語通訳者 相川知子) ブエノスアイレス市立第一学校の中高部は5年制で、英語は週8時限ありました、さらに中学3年生から第二外国語として、フランス語が週4時限ありました。フランス語はスペイン語と同じヨーロッパ語族で似ているからか、子どもたちにとっては比較的簡単に覚えられる言語だったようです。 一方で、英語は難しいと感じているようだったので、生きた英語学習のため、アルゼンチンに留...

保護中: 【第7回】カイシャの中身「企業会計(3)」

【会員限定コンテンツ】 みなさんこんにちは。すっかり涼しくなりました。あんなに暑かったのがちょっと不思議なくらいです。 日本通訳翻訳フォーラム2020は盛況のうちに完結し、編集後に再公開されるセッションを楽しみにしている方も多いと聞きました。大きな催し物の後ということで、今回のカイシャの中身は内容を少し軽くしてお届けしようと思います。 前回までの2回で企業会計の大枠を扱ったので...

【第12回】柴原早苗の通訳ライフハックス!「紙新聞の活用法」

今や電子版の方が紙版より購読者数が多いとさえ思える「新聞業界」。私が通訳者デビューしたころはネットすらない時代ゆえ、情報源は紙新聞でした。「新聞ダイジェスト」なる切り抜き集大成のような雑誌もありましたね。昔は紙新聞・紙雑誌、そして図書館の縮刷版を重宝しましたので、隔世の感があります。ではなぜ通訳者として紙新聞を重宝できるのでしょうか?今回は紙新聞の活用法をご紹介いたします。 1.視認性の良...

保護中: 【第23回】放送通訳の世界「ボイスオーバー」

【会員限定コンテンツ】  放送通訳は細かく分類すると「時差通訳」「半生同通(はんなまどうつう)」「生同通(なまどうつう)」があります。時差通訳は事前にニュースの動画を視聴し、日本語原稿を作成し、本番でその動画に合わせるというものです。一方、半生同通は原稿を作成する時間はないものの、1、2回は動画を視聴した上で本場に臨みます。いずれもNHK-BSの海外ニュースで用いられているのですね。この場...

保護中: 【第10回】通訳ブースは宝の山「時々の初心」

【会員限定コンテンツ】  愛知県立大学の英米学科では通訳講座を開設していて、筆者が担当している。受講生はTOEIC800点くらいの“選抜”された学生であるが、規定の授業時間だけでは逐次通訳の訓練も十分にはできず、ましてや通訳の“最終形”ともいえる同時通訳の訓練までは手が回らないのが現状である。民間の通訳学校のように、逐次通訳の訓練を十分積んでから同時通訳に移行するのとは、大分事情が異なる。...

保護中: 【第7回】トップの通訳「会食の通訳」

【会員限定コンテンツ】 通訳のとき、皆さんはどのようなマスクをお使いですか?クライアントの会議室でのリモート会議、エージェントの通訳センターや同時通訳ブースなど、誰かと一緒にいる空間で通訳する場合、多くの方が感染予防としてマスクを着用されているかと思います。 通訳中の感染対策として、クライアントが会議室にアクリル板を設置してくださることもあります。しかし実際は横並びで座っているため、...

保護中: 【第5回】はじめてのサイバーセキュリティ「標的型攻撃」

【会員限定コンテンツ】 イントロ みなさんこんにちは。 前回は、さまざまな種類の攻撃を詳しく見ていきました。スパムから、リスト型攻撃、そして最後にはIoT機器を狙ったMiraiまで盛りだくさんの内容でしたね。簡単におさらいすると、悪意のあるソフトウェアを総称してマルウェアと呼びます。詳しくは下の表をご確認ください。また、自動化されたタスクを実行するアプリケーションをボット、ソフ...