寄稿記事, Page 31

第4回|特集・ためしてジッケン?!~Apple Watch2を通訳現場で使ってみました!~

update:2016/11/10 普段はアプリや便利グッズを紹介する本コラムですが、今回は先日入手したばかりのApple Watch2をレポートします!! 「特集・ためしてジッケン?!」(あら、どこかで聞いたような響き…笑)では、読者の皆さんも気になっているかもしれない噂のグッズを、このワタクシめが「人柱」となって試していきます。この特集は不定期ですが今後もお届けしますのでお楽しみ...

保護中: 【佐藤秀典インタビュー】ラグビー日本代表通訳の舞台裏(上)

【会員限定コンテンツ】 2016年8月27日に開催された第2回日本通訳フォーラムで講演頂いたあと、元ラグビー日本代表通訳者である佐藤秀典氏に講演内容を補足する形でさらに60分語っていただきました。3回にわけてお届けします。(インタビュアー:関根マイク) 関根:よろしくお願いします。今日の講演は山ほど笑いもあって面白かったですね。時間が足りずにカットした部分があったそうですが、どんな内容...

【第16回】現役通訳者のリレー・コラム「遅れてやってきた通訳者」

(執筆・白倉淳一) 通訳者になろうと思い立ったとき、50歳と数カ月になっていました。 学校を出てから日本の企業で28年間転職することもなく働いていましたので、通訳者になることはキャリアの大きな変化になりました。私と同じような経歴の通訳者にはまだ直接会ったことがありません。通訳学校のことや仕事との出会いなどで、少数派として何か参考になることをお伝えできるかもしれないと思い、このリレー・コ...

第3回|通勤バッグ軽量化大作戦

update:2016/10/17 過去2回にわたって海外旅行・出張に役立つアイテムをご紹介してきましたが、今回は日々の通勤に目を向けてみようと思います。ご存知の通り、フリーランス通訳者は自分のオフィスやデスクがありません。仕事に必要なものは「全て」カバンに入れて「毎日」自分で持ち運んでいます。 通訳をするための道具については別の機会に詳しくご紹介しますが、代表的なものとしては、筆記...

【第3回】平山敦子のガジェット天国「通勤バッグ軽量化大作戦」

(執筆・平山敦子) 過去2回にわたって海外旅行・出張に役立つアイテムをご紹介してきましたが、今回は日々の通勤に目を向けてみようと思います。ご存知の通り、フリーランス通訳者は自分のオフィスやデスクがありません。仕事に必要なものは「全て」カバンに入れて「毎日」自分で持ち運んでいます。 通訳をするための道具については別の機会に詳しくご紹介しますが、代表的なものとしては、筆記用具、白紙のノ...

プロの通訳者に聞く~中村いづみさん

update:2016/10/03 国語教師、日本語教師、英語講師を経て通訳者に 中村いづみさんが通訳者になるまでの経緯はかなり異色といえる。 「以前は予備校で高校生を対象に古文や漢文、小論文を教えていました。その後、日本語教師、英語講師として教室を運営していました」 その中村さんが、なぜ通訳者の道を選んだのだろうか。 「日本語教師をしている時に、在日外国人...

【第15回】現役通訳者のリレー・コラム「北欧ノルウェーに住んで」

(執筆・木村博子) 皆さん、はじめまして。北欧ノルウェーのオスロ市に住んでいる木村博子です。日本国内や英語圏内にお住まいの方々は、通訳や翻訳といえば、主に日英、英日だと思われているかもしれませんが、英語圏外に住み、多様な言語社会に生きている私達の状況はかなり違っています。 ノルウェーでの私の最初の通訳体験は、まだオスロに来て間もない頃でした。 ある会議での通訳を依頼されていた通訳...

第2回|海外旅行・出張に役立つアイテム~ハード編

update:2016/09/27 前回の「ソフト編」に続き、いよいよ「ハード編」です。今回は野球になぞらえて「海外旅行や出張にお勧めの便利グッズ」で強力打線を組んでみました! 1. Anniel レースアップシューズ(レディース/メンズ) 「もう一足持って行きたいけどスペースが…」なんて時、かかとが潰れて完全に「ぺたんこ」になるのでオススメ。男女兼用です。バレ...

保護中: はじめての同時通訳体験記~メリッサ・カノ

【会員限定コンテンツ】 2016年8月27日の第2回日本通訳フォーラムで、Cadence社から参加した4名の同時通訳者として活躍したメリッサ・カノさん。実は本件が初めての同時通訳案件だったそうです。今回はメリッサさんに初めての同時通訳案件で何を考えていたのか、何を感じたのかをインタビューしました。(取材:岩瀬和美、佐藤由香) ―これまでの通訳学習歴、通訳歴を教えてください。 今ま...

【第1回】平山敦子のガジェット天国「海外旅行・出張に役立つアイテム~ソフト編」

(執筆・平山敦子) さて、ご紹介したい便利グッズやアプリは数あれど、この記念すべき連載第一回にふさわしいテーマとは?!散々悩みましたが、これを書いている今現在 は8月。通訳業界の閑散期!もとい(笑)夏休み真っ只中!!というわけで「海外旅行・出張に役立つアイテム~ソフト編」と題してお届けします。通算33カ 国を訪れた私が自分で使って納得したスグレモノ、皆様の旅のお役に立てれば幸いです。 ...

第1回|海外旅行・出張に役立つアイテム~ソフト編

初めまして!平山敦子です。東京を拠点にフリーランスの会議通訳者として活動しています、私のガジェットヲタクぶりが編集部の方の目に留まり、本コラム執筆のお話を頂きました、駆け出しの頃からお世話になっているアルクさんにこんな形で恩返しができて嬉しいです。楽しく役に立つ内容盛り沢山でお届けしていきますので、よろしくお付き合いください。 update:2016/09/05 さて、ご紹介したい便...

【第14回】現役通訳者のリレー・コラム「通訳者こそ読まなければならない本があるんです」

(執筆・知念徳宏) 言葉というものがその話者の個人的背景を背負って出てくるように、言語もまた、その言語圏の文化的背景を背負って成り立っています。そういうわけ で、たとえA言語圏におけるある言葉が、A言語圏の人たちにとって琴線に触れるようなものであるからといって、それを他の言語圏から来た人々に、A言語圏 に属する人と同じような感動を味わってほしいと思って通訳をしようとしても、なかなかうまい表現...

【第13回】現役通訳者のリレー・コラム「社内通訳という道」

(執筆・土井拓) 皆さんは通訳者という仕事を考えた時どんな姿を思い浮かべるでしょうか。 国際会議でスピーカーの声をブースから訳している会議通訳者。海外の要人の横で政治や経済の話をウィスパリングで訳している通訳者。ハリ ウッドスターのインタビューを訳している通訳者。上記のような通訳者が花形と思われることも多く、社内通訳者はあまり日の光の当たらない、地味な存在だと 思われがちかもしれません...

【第11回】現役通訳者のリレー・コラム「通訳者になるには」

(執筆・松下佳世) 2020年の東京オリンピック開催が決まったこともあり、通訳という仕事に対する関心が高まっているようです。私が教えている大学でも、学生から「先生、 どうしたら通訳になれますか?」という質問をよく受けますし、インターネットの掲示板などでも、似たような投稿が増えている気がします。このような質問を 投げかけてくる若者の気持ちは、よくわかります。なぜなら、「通訳者になる方法」は、一通り...

【第10回】現役通訳者のリレー・コラム「フリーランス通訳と子育ての両立」

(執筆・岩瀬和美) リレー・コラムをお読みの皆さん、こんにちは。 こちらのサイトに訪れる皆さんは老若男女さまざまで、これから通訳を目指す方から既に何年も経験を積んでい らっしゃる方まで、色々な方がいらっしゃるかと思います。それぞれの立場で抱えている課題は千差万別だと思いますが、私、岩瀬和美は、「フリーランス通訳 と子育ての両立」という観点からこのコラムを書いていきますね。 続きは「翻訳・...

【第9回】現役通訳者のリレー・コラム「通訳者としてお役に立つために~医療に関する通訳」

(執筆・ケイト・スイフト) 次は血液検査ですから、採血します。チクッとしますよ」 「息を吸って、吐いて。今度は深く吸って、一生懸命吐いてください」 「臨床試験では10例が終わって、自由診療に移る前にまず、先進医療Bの申請を提出する予定です。来週厚労省でアドバイスを受けます」 「その認証を取得するためには審査が必要で、全文書で140以上あり、現場でどのように運用されているかの審査も...

【第8回】現役通訳者のリレー・コラム「パラスポーツ通訳 ~大分国際車いすマラソンで学んだこと~」

(執筆・池田裕佳子) 2020年に東京オリンピックを控え、英会話レッスンを再開したり、通訳を目指して勉強を始めたりする人が増えているそうです。私もそのうちの一人。た だ、通訳学校の申込時に「オリンピックを目標にしている人は多いけれど、パラリンピックのために、という人は初めて」だと言われました。私にとってオリン ピックはニュースで結果を知る程度。一方のパラリンピックは、陸上競技となると特に、選...

【第7回】現役通訳者のリレー・コラム「フリーランス通訳になる前に 知っておきたい知識」

(執筆・マイヤーズ若菜) 私は東京出身、大阪在住の駆け出し会議通訳者です。去年まで関東の外資系企業に勤める社内通訳でしたが、夫の仕事の都合で大阪へ引越しフリーランス 通訳になりました。フリーランスになる前は、守られた会社員生活を離れる不安もありました。幸い、フリーランスで働くために必要なビジネス知識をある程度 持っていたため転身する決心がつきました。 この知識は、米国カリフォルニア州に...

保護中: 「通訳ガジェットを語ろう」まとめ

【会員限定コンテンツ】 2015年12月12日の講演で平山敦子さんが紹介したガジェットやライフハックのまとめです。参考リンクは便宜上、事務局が追加したものです。 1. スマホのユーザー辞書機能 参考リンク:iPhoneのユーザ辞書を活用して、文字入力を短縮して時短する方法 2. さいすけ 定番カレンダーアプリ 3. By Mail 発行されたアドレスに、タ...

【第6回】現役通訳者のリレー・コラム「通訳者としてお役に立つために」

(執筆・稲垣富美子) 通訳は「お役に立ってなんぼ」の商売だと思っています。 会議通訳者をしていると、この仕事はライブだと感じます。聴衆の反応からその場で、お役に立てているかどうかが実感できる職業です。そういう職業はあまり多くないのではないでしょうか。そして、この特質は恐怖にも大いなる喜びにもなり得るものです。 ある学会での通訳業務の終了後、通訳エージェントの方から「今日は通訳用イ...

【第5回】現役通訳者のリレー・コラム「アメリカの大学院の通訳訓練法」

(執筆・佐藤梓) 「通訳者になるためにどんな勉強をしたのですか?」 私がMIIS(モントレー国際大学院・現ミドルベリー国際大学院)というアメリカの海沿いの美しい町、モントレーにある大学院で通訳を勉強していた、という話をすると、通訳志望の方だけではなく、お客様からもこの質問をされることが度々あります。そんなときには、「企業秘密です」と笑顔でお答えするのが常なのですが、決して出し惜しみをし...

【第4回】現役通訳者のリレー・コラム「沖縄の通訳現場から」

(執筆・玉城弘子) 今回、通訳リレーを依頼されている通訳者の中で、私が唯一の地方在住者ということですので、私からは地方の通訳事情について書いてみることにします。た だ、一口に地方といっても各地それぞれ事情が異なるでしょうから、あくまでも私が住んでいる沖縄の状況ということになりますが、大都市から離れた場所には 何らかの共通点があるかもしれませんので、首都圏以外の状況を知りたいという人にとって参...

【第3回】現役通訳者のリレー・コラム「オーストラリアの通訳現場から」

(執筆・エバレット千尋) バリバリバリ・・・。真冬といえども日本にいるほど身体の芯から冷えるような感覚のないメルボルンで久々に聞いたこの音。「曇り時々雨。突風に注 意」の天気予報を信じ、珍しく自動車で今日の現場に向かおうとすると、フロントガラスが凍りついていました。オーストラリアの大都市はどこもそうなのです が、朝の道路状況は刻一刻と変わります。 今日の仕事は王道の9時開始。その上シテ...

【第2回】現役通訳者のリレー・コラム「IR通訳とテニス」

(執筆・丹埜段) 私は通訳者として、少し変わった育ち方をしてきました。 10年間のサラリーマン生活を経て、通訳者に転向しました。通訳学校に行きはしましたが、たった半年。しかも、生来の飽きっぽさも手 伝って、その半年間すらあまり熱心に通っていません。大手通訳エージェントへの登録をモタモタと進めている内にたまたま縁があってインハウス通訳者になり ました。自身がエージェントとしての顔を持った...

【第1回】現役通訳者のリレー・コラム「フリーランス通訳者への転身」

(執筆・大竹純子) 私が最初にフリーランスという仕事を身近に意識したのは、この“翻訳・通訳のトビラ”でも紹介している、日本翻訳者協会(JAT: Japan Association of Translators)主催プロジェクトの運営委員になった時です。最初の顔合わせで会った他の委員は、ほぼ全員がフリーの通訳者・翻訳者の方々ばか り。会社員人生を送ってきた私には、会社員の知り合いしかおらず、フ...