リソース, Page 29

保護中: 【第6回】建築現場は今日も晴れ!「“不燃”は燃えない?建築の法規と監理(1)」

【会員限定コンテンツ】 夏がやってきました!建設現場は、冬より夏のほうがはるかに過酷です。冬場は上に着こむこともでき、体を動かしているうちに暖かくなってくるのでいいのですが、夏はただでさえ暑い上に歩き回るため、どんどん暑くなっていきます。しかも、服装は安全のために長袖長ズボン、ヘルメット、安全靴、職人さんなら重い腰道具(tool belt)。外国人スーパーバイザーの中には、午前中ですでに「え...

保護中: 【第4回】モータースポーツの通訳「予備知識編その2 レースの仕組み(WHAT & WHY)―中編1/2」

【会員限定コンテンツ】 2.予備知識編 その2 レースの仕組み(WHAT & WHY) ―中編 前編では、様々なレースと勝つための条件について触れました。ただ、どんなレースも勝つためには、まずは「速く」なければなりません。では速く走るにはどうしたらよいのでしょう。プロのドライバーは一体どうしているのでしょうか。 私はレースの仕事(アルバイト)をする前、恥ずかしながらかなりの誤解...

【第25回】現役通訳者のリレー・コラム「英語以外の通訳市場 ~インドネシア語編~」

(執筆・土部隆行) 「へえ、それは珍しいですね」 「いったいどうしてまた……」 初対面で「インドネシア語の通訳・翻訳を生業にしている」と言うと、こんな反応が返ってきます。 ナシゴレン(焼き飯)が広辞苑に載るようになっても、日本人にとってインドネシア語はいまだに縁遠く、それ一本で食べている人間はずいぶんと風変わりに映るようです。インドネシア語には、マイナー言語というレッテルが付いて回...

【第6回】はじめての通訳~通訳と訓練方法に対する誤解「記憶力がよくないと通訳になれませんか?」

答え そんなことはないと思います。通訳者同士で記憶力の良し悪しの話をしたことはないですし、私自身も記憶力がいいとは思いません。私事ですが、私の弟は記憶力がよく、1年前、5年前といった昔の出来事を鮮明に覚えていて「備忘録」のように家族から重宝されております。片や私は日常生活の細々したことはしょっちゅう忘れ、家族のイベントがあったことすら忘れていることもあります。 なぜこのような質問が? まず、...

保護中: 【第6回】つながっていたんだ!~通信・ネットワーク系の通訳で学んだこと「携帯電話あるある 」

【会員限定コンテンツ】 いまや日々の生活に欠かせない存在といっていいほど私たちは携帯電話やスマホを使っています。しかし、そんな携帯電話についても、かなり誤解されている部分があります。家族や友達と話していて、「え!世間の人はそんなふうに思っているんだ!」と驚くことも少なくありません。これを私は『携帯電話あるある』と、ひそかに名づけているのですが、何を隠そう、私だって通信系の会社で働き始めるまで...

保護中: 【第4回】製薬業界の通訳「製薬営業の通訳」

【会員限定コンテンツ】 第2回では「臨床試験」、第3回は「非臨床試験の通訳」についてお話ししました。そこで今回は「製薬営業の通訳」についてお話させていただきます。 非臨床試験が終わり、その後の臨床試験が成功裏に終了すると、当局に申請業務を行います。無事、承認されると、製薬会社はその薬を市場で販売する(market)ことが認められます。以前にも触れましたが、このことを業界では「上市(la...

【第3回】通訳者・翻訳者の子育て「“ハーフ”でも何もしなければ“バイリンガル”には育たない」

(執筆:会議通訳者 エバレット千尋) 「ハーフちゃんだと、勉強しなくっても英語が話せていいね!」 日本では毎日のようにこの言葉に出会いました。私の主人はオーストラリア人です。純潔日本人で留学経験ゼロだった私がゲットした「英語ネイティブ」のオージー・ハズバンドは、家庭でも英語を使う理由を与えてくれる、とてもありがたい存在です。 だからといって、そんな2カ国語の家庭で育つ子どもが放っ...

第11回|困った時のお助けアイテム(前編)

update:2017/07/14 先日、家と車の鍵を失くしてしまいました。幸いすぐ見つかったのですが、出てくるまでの数日間、あちこち電話をしたり探しに行ったりで大変でした。仕事柄、毎日行く先が違うし、利用する交通機関も違う。ランチのお店もしかり。とにかく心当たりが多すぎるのです。 自分のロッカーやデスクなどありませんから、私物は全て自分のカバンに入れて運ばなければなりません。仕事が...

【第11回】 通訳者・平山敦子のガジェット天国「困った時のお助けアイテム(前編)」

(執筆・平山敦子) 先日、家と車の鍵を失くしてしまいました。幸いすぐ見つかったのですが、出てくるまでの数日間、あちこち電話をしたり探しに行ったりで大変でした。仕事柄、毎日行く先が違うし、利用する交通機関も違う。ランチのお店もしかり。とにかく心当たりが多すぎるのです。 自分のロッカーやデスクなどありませんから、私物は全て自分のカバンに入れて運ばなければなりません。仕事が終わったら...

保護中: 【第4回】マインドアスリートのための健康への道「糖質制限、実際どうなの?」

【会員限定コンテンツ】 こんにちは!スポーツ栄養士の佐藤樹里です。 夏もすぐそこ!みなさまダイエットに励んでいますね!!! そんな中最近巷でますますブームとなっている糖質制限ダイエット。みなさまも聞いたことがあるのではないでしょうか?むしろすでに糖質制限しているよーという方もいらっしゃるのではないかと思います。 今日は、実際に糖質制限ダイエットってどうなの?というところをク...

【第5回】建築現場は今日も晴れ!「“Creative”とは?テーマパークの見えない苦労」

大型テーマパークは、建築分野の通訳にとっては現場を経験させていただける貴重なお得意さんです。建築分野の仕事をしていると、設計段階や工事進捗の打ち合わせは頻繁にあっても、自分が現場に出て通訳する場面というのは意外に少ないものです。それは、プロジェクトにおける外国人の関わりが、施主であったり、設計者、インテリアデザイナーであったりするからなのですが、テーマパークのプロジェクトでは、スーパーバイザーやエ...

保護中: 【第5回】つながっていたんだ!~通信・ネットワーク系の通訳で学んだこと「白ソックス必携」

今回は、通信・ネットワーク系の通訳の仕事の、前回までとは全く違う側面をご紹介します。いきなり「白ソックス必携」と書きましたが、通信・ネットワーク系の仕事で茶室に入るわけはありません。これは、「今日はネットワークセンターに行きそうだな」と察した時にアタマに浮かぶことなのです。ネットワークセンター(データセンターもそうかもしれません)では、ハードウェアがずらりと並ぶマシーンルームに入る時に、必ず「静電...

【第24回】現役通訳者のリレー・コラム「冬季アジア大会 公式通訳の仕事を経験して」

(執筆・木島里奈) こんにちは。 北海道札幌市在住の木島里奈と申します。私はこのたび、冬季アジア大会に公式通訳として参加しました。その体験談と、そこで得た学びについて書こうと思います。 冬季アジア大会は、アジアの45の国と地域が加盟するアジア・オリンピック評議会(OCA)が開催する総合国際スポーツ大会です。札幌大会は、札幌アジア冬季競技大会組織委員会によって運営され、2017年2月1...

【第5回】はじめての通訳~通訳と訓練方法に対する誤解「リスニングテストで使う音源なら訳せるんです」

答え そうですか…リスニングテストというとTOEICや英検のような音源のことですよね。いったいどのような揚面での通訳を想定されているのですか?ゆっくり、明瞭に、しかも論理明確に話してくれる方なんてそもそもいるのでしょうか??? なぜこのような質問が? この質問は通訳科に進級してきたばかりの受講生から発せられることが多いです。通訳科の前の「英語専修コース」「通訳翻訳基礎コース」「語学力強化コー...

保護中: 【第3回】モータースポーツの通訳「予備知識編その2 レースの仕組み(WHAT & WHY)―前編」

【会員限定コンテンツ】 2.予備知識編 その2 レースの仕組み(WHAT & WHY)―前編 本章でも、全く予備知識の無い方に向けて、全レースに共通する「視点(point of view)」を養っていただくことを最優先とし、前回に引き続き「無理やり一般論に落とし込んで」お話していきます。 1)レースの定義 レースとは「決められたルールに従って、競争し、勝者(順位)を決めること...

【第1回】知っていればこんなに楽しいワイン通訳~葡萄畑から食卓まで~「スパークリングワイン」

みなさん、初めまして。東京在住の通訳者の松岡由季です。今回から「ワインと通訳」の連載を担当させていただくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。 おいしい料理とワインを楽しむのは大好きなのに、ワインの通訳は業界特有の用語や表現が多くて楽しめないというのはとても残念!でも実際そうなのです。英語の説明の中に突如として出てくるフランス語、聞いたことのないような香りの表現。膨大な知識が必要...

第10回|通訳者も、そうでない人も。ちょっと嬉しい文房具

update:2017/06/12 ここのところアプリ関連の話題が続いていたので、今回は非電脳系グッズのご紹介です。日々の業務にプラスして、来たるべき梅雨も明るく乗り切りましょう! さて、今回のトップバッターは・・・ ステッドラー テキストサーファー・ゲル リップクリームのように繰り出して使う固形タイプの蛍光マーカーです。「キャップを外したまま放置しても乾燥して書...

保護中: 【第4回】つながっていたんだ!~通信・ネットワーク系の通訳で学んだこと「異色の住人たち」

前回は、通訳をする際にアタマの中の通訳の「お部屋の住人」と仲良くなる工程の説明でした。今回は、その住人たちの異色メンバーについてです。ネットワーク用語で慣れないうちにお会いすると戸惑ってしまう最たる住人、略語さんたちを各グループの個室に「仕分け」して、知らない人たちはずいぶん減りました。しかし、その個室に入っていただくことができない略語、けれども「この人たちって誰なんだろう?」という言葉がまだ資料...

保護中: 【第3回】製薬業界の通訳「非臨床試験の通訳」

【会員限定コンテンツ】 第3回目のテーマは「非臨床試験の通訳」ということでお話させていただきます。第2回では「臨床試験」についてお話ししたので、今回はその前段階となる「非臨床試験」をトピックとして選びました。 非臨床試験(nonclinical study)は、新薬の候補物質(=被験物質[test article ](substance, compound) )の有効性と安全性を科学的...

保護中: 【第1回】バスケットボールの通訳「テクニック編」

【会員限定コンテンツ】 私は小学校高学年でドッジボールにハマって以来、大学卒業までほぼ学業を放置してスポーツ一筋できたわけですが、その中でもバスケットボールは留学先の中学から大学3年で引退するまで、ほぼ毎日プレーしたスポーツです。部活のチーム練習がない日も近所の公園で大人に交じって朝から晩まで練習していました(北米ではいたる所に無料で使用できるコートがある)。特に大学時代はカナダの大学一部リ...

【第23回】現役通訳者のリレー・コラム「日英同時通訳で気を付けること」

(執筆・トム・エスキルセン) 表題のテーマで執筆を依頼された時、日本で宣教師をしていた父がよく言っていたことを思い出しました。たまに日本人牧師と欧米人宣教師が会議をする時、牧師が英日、宣教師が日英の通訳をすることが多かったそうですが、話がちぐはぐになったり、逆の意味で訳されたりする場面を父は何度も見てきたそうです。通訳の基本は、話し手の意図を理解し、忠実に伝えることなので、アウトプットが多少...

【第4回】はじめての通訳~通訳と訓練方法に対する誤解「全部訳さなければいけませんか?」

答え はい、原則として全部訳さなければなりません。 本タイトルを思い出してください。「はじめての」通訳。 情報をまとめ、省略などと考えるには早すぎるということです。 なぜこのような質問が? 他の言語ですが、話者が話した内容をかなり省略、あるいは増やして訳出している通訳者を見たことが何回かあります。 「何回もおなじことを繰り返してくどい」 「私の方がこの...

【第4回】建築現場は今日も晴れ!「めくるめく匠の技をどう訳す?」

建築関係の通訳をしていると、テーマパークや外資系ホテル、メーカーの工場など新しい建物の建設プロジェクトに呼ばれることが多いのですが、私の住んでいる京都では、伝統建築の修復や復元プロジェクトでのニーズも少なからずあります。京都だけでなく、近接する奈良や大阪にはさらに歴史の古い木造建造物が現存しており、常にどこかで修復作業が行われています。前回BIM(Building Information Mode...

保護中: 【第2回】モータースポーツの通訳「予備知識編その1 モータースポーツ業界」

【会員限定コンテンツ】 2.予備知識編 その1  モータースポーツ業界 「モータースポーツ」と一口に言っても、自動車、オートバイ、カート、ソーラーカーなど、様々な車両が異なるカテゴリーやクラスに細分化され、競技の形態もレース、ラリー、ジムカーナ、ダートトライアル、など多種多様です。それぞれに「業界」と「業界関係者」が存在します。それらを一括りにすることはおよそ不可能ですが、ここではあえて...

保護中: 【第3回】マインドアスリートのための健康への道「まずは栄養の基礎を知って基盤を作ろう!」

【会員限定コンテンツ】 こんにちは!スポーツ栄養士の佐藤樹里です。 もう気温が30℃近くになる日も多々あり、夏はすぐそこですね。 夏は薄着になるため、特に女性の皆様はこの時期からダイエットをしよう!と決意をする人も多いと思います。 ただ、 “間違ったダイエット” をされる方も非常に多いです。 例えば、〇〇だけダイエットやとにかく全く食べないダイエットですとか… ...

【第1回】通訳者・翻訳者の子育て「幼少期は母語を大事に、高校からNZへ留学 」

(執筆:会議通訳者 岩瀬かずみ) 2020年の英語教育義務化完全実施を見据え、早期英語教育が改めて加熱しています。では、英語のプロと言われる通訳者・翻訳者は、どうやって英語を身につけたのでしょう? また、子供の英語教育をどう捉え、何を期待し、何を実践し、そして何を悩んでいるのでしょうか? この連載では、これまで実践してきた子育てや語学教育の体験談、日本の英語教育へ提言などを、毎回、異なる通...

保護中: 【第1回】モータースポーツの通訳「はじめに」

【会員限定コンテンツ】 モータースポーツの通訳 目次(予定) 1.はじめに 2.予備知識編 その1 モータースポーツ業界 その2  レース関係者(WHO) その3  レースの仕組み(WHAT & WHY) その4 レーシングコースとタイムテーブル(WHERE & WHEN) その5 「文化」としてのレースやクルマに関する知識 3.実践編(HOW) そ...

保護中: 【第3回】つながっていたんだ!~通信・ネットワーク系の通訳で学んだこと「知らない人が『お部屋』にいる!」

【会員限定コンテンツ】 前回は、通訳するための「アタマの中の『お部屋づくり』」作業を説明しました。次は「お部屋の住人」と仲良くなる工程が待っています。「知らない人が『お部屋』にいる!」状況を解決せねばならないのです。「知らない人が『お部屋』にいる」と落ち着かないですよね。通訳の『お部屋』もしかり。そこで快適な生活のために、「『お部屋』の住人」とお知り合いになっていきます。ここで、ようやくイン...

保護中: 【第3回】建築現場は今日も晴れ!「2D図面と3Dモデル」

【会員限定コンテンツ】 建築に携わっている人たちは、2Dの図面を見て即座に3Dのイメージを思い浮かべることができます。平面図を前にしての会議では、通訳も立体のイメージを頭に描けないと話についていくのに四苦八苦します。建築の図面は、工期の段階によってさまざまな種類の図面があり、用途も違っています。 設計の初期段階で出てくるのが基本構想(schematic design)を図面化したスケマ...