リソース, Page 30

保護中: 【第1回】製薬業界の通訳「製薬分野における通訳」

【会員限定コンテンツ】 現在、某製薬会社で社内通訳者として勤務している森田系太郎です。このたび、本連載「製薬業界の通訳」を担当させていただくことになりました。これから何回かに渡って、どうぞよろしくお願いします。 第1回目の今回は「製薬分野における通訳」ということでお話させていただきます。 製薬(=文字通り、「薬を製造する」)のプロセスは、ご存じの方も多いとは思いますが大まかに次の...

保護中: 【第1回】つながっていたんだ!~通信・ネットワーク系の通訳で学んだこと「衝撃の一言」

その瞬間、アタマの中が真っ白に。「・・・今この人、『のうど』って言ったよね・・・」隣に座る外国人の顔を私はじっと見つめてしまいました。 これは、通信系の企業で社内通訳として働きはじめたころの話です。その会社では、新人の社内通訳は「オブザーバー」として、先輩方が通訳する会議に数カ月同席して勉強させてもらっていました。その後、晴れて社内通訳としてデビューしていたのですが、会議の数が予想以上に立て...

【第1回】建築現場は今日も晴れ!「Hardhat and Steel Toes」

通訳者の皆さま、初めまして。京都在住のフリーランスの会議通訳、仲田紀子と申します。フリーランス通訳の皆さまならご承知の通り、私たちの仕事は業務場所もクライアント様も多岐にわたります。ダークスーツに身を包んで、某国の大統領や皇族の方との夕食会の通訳をすることもあれば、同通ブースにこもるシンポジウムなどの国際会議、また食品業界の工場では、頭からつま先まですっぽりと覆う白衣を着て通訳することもありました...

【第20回】現役通訳者のリレー・コラム「大学院で同時通訳を学ぶということ」

(執筆・藤井里咲) はじめまして。この春に東京外国語大学大学院 英語通訳翻訳実践プログラムを卒業予定の藤井里咲と申します。私はプロの通訳者ではなく、大学や大学院で通訳訓練を受けてきた一学生ですので、本コラムを執筆する機会をいただいて驚くとともに大変光栄に思います。 一般的には、日本で通訳者を目指すなら大学院よりも民間の通訳学校に通う場合が多いです。しかし、近年は、通訳・翻訳学を学ぶこと...

【第1回】はじめての通訳~通訳と訓練方法に対する誤解「通訳ってハリウッドスター来日会見の通訳をするあの人のことですか?」

はじめに 私は5年近く通訳学校や大学で主に初心者向けの通訳演習授業を行ってきました。私か訓練を始めたころより通訳という職業が身近なものになり、かつインターネットで容易に情報が取得できるようになったにもかかわらず、依然として通訳に対する理解が不十分なまま授業に参加される方がいらっしゃいます。その結果、授業を十分に消化できないまま夕-ムが終わってしますケースが見られました。通訳という職業、その訓...

第7回|通訳者も破壊的テクノロジーで業務改革!!(中編)

update:2017/02/15 破壊的テクノロジーその2ーモバイル 今回のテーマは「モバイル」。当然スマホを中心とした話題になりますが、いつもの「便利アプリ」のお話とはちょっと違うんです。 というわけで、本題の前に少しだけ前置きを…。 皆さんは、EFO(Entry Form Optimization/入力フォーム最適化)という言葉を聞いたことがありますか? ウェ...

【第19回】現役通訳者のリレー・コラム「わたしの転機。 そして、『ずっと長く道は続くよ』」

(執筆・橋本佳奈) このコラム執筆のお話をいただく少し前、実は、通訳の仕事を辞めたいと悩んでいました。 「本当は人前で話すことは得意ではないのに」などと、心の中でいつも苦しんでいました。でも、依頼がくると、反射的に「はい」と言って引き受けてしまう。そして、仕事の当日までもがき苦しむ。そんな繰り返しでした。「楽な仕事は世の中にはない」、「私を必要としている人がいる」「今の私にできる仕事は...

2016 Video

現在、以下の動画コンテンツは会員限定で提供されております。 日本通訳フォーラム2016 (27 AUG 2016) 原不二子 (会議通訳者、株式会社ディプロマット代表取締役社長) 「通訳市場の過去、現在、未来」 マット・コンガー(Cadence CEO) 「通訳業界と市場原理~Cadenceの挑戦」 池田尽、ダン・パピア、大村直子(ディプロマットスクール) 「通訳学校では何を学べるか~ディ...

保護中: 【第2回】通訳会社コーディネーターの本音

【会員限定コンテンツ】 通訳者は仕事を手配する側、つまりコーディネーターや通訳会社の考え方や評価軸を理解しているのだろうか?そこにギャップはないのだろうか?現場で実際に働く現役通訳コーディネーターである古田弥生さん(仮名、30代)にJACIがインタビューしました。不定期連載です。 ――トライアルの合格率は? 古田 仕事をお願いするにあたり満たすべき基準は当然あります。まずはトライ...

保護中: 【第1回】通訳会社コーディネーターの本音

【会員限定コンテンツ】 通訳者は仕事を手配する側、つまりコーディネーターや通訳会社の考え方や評価軸を理解しているのだろうか?そこにギャップはないのだろうか?現場で実際に働く現役通訳コーディネーターである古田弥生さん(仮名、30代)にJACIがインタビューしました。不定期連載です。 ――なぜ通訳コーディネーターになったのですか? 古田 私は以前、通訳者を使う側のお仕事をしたことがあ...

第6回|通訳者も破壊的テクノロジーで業務改革!!(前編)

update:2017/01/13 明けましておめでとうございます! 1年経つのは早いものですね。元旦の朝「サードインパクト、結局起きなかったね」とつぶやいていたのがつい昨日のことのようです。「サードインパクト」はアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の中で2015年12月31日に起きた地球規模の「大災害」のこと。昔のアニメで「近未来」として描かれていた日付が次々と訪れ、過ぎ去っていくたび...

【第18回】現役通訳者のリレー・コラム「感性を活かした通訳:クリエイティブ業界の場合」

(執筆・佐藤由香) クリエイティブ業界で社内通訳を始めた時から意識していたのは、自らの感性を支えに通訳することでした。自分にとって感性とは、英語を習得する前に、音楽を通して培ってきたものであり、語学分野への進路を選ぶより前、バイオリン演奏における訓練を通して身に付いた感性こそが、通訳業務においてパフォーマンスの支えとなってきたのです。通訳キャリア第1章となったクリエイティブ業界での通訳経験と...

通訳の収入、ギャラの鍵を握るのはフリーランスの経験年数

異なる言語を話す人同士のコミュニケーションを手助けする「通訳」。近年、訪日外国人も増えていることから、需要が高まっている仕事の一つです。ハイレベルな語学力が必要なのはもちろんのこと、企業との商談から学術的な会議、政治的な交渉など案件も幅広く、さまざまな能力が試される職業でもあります。 そこで、会議通訳者の大竹純子さんに、通訳の道を選んだワケや仕事の醍醐味、そして気になるマネー事情などについて...

第5回|海外旅行・出張に役立つアイテム~番外編

update:2016/12/01 早いもので、今年も残すところ数週間となりました。Facebookのタイムラインには初滑りの報告とともにゲレンデの白い雪景色の写真がちらほら。フリーランスなら予定表にも「白いところ」が目立ち始め…(笑)。とうとう冬の到来です! そんな「白いところ」を利用して海外でリフレッシュする方もいらっしゃるかもしれませんね。今回の「番外編」では、海外旅行や出張で...

【第17回】現役通訳者のリレー・コラム「社内通訳の世界」

(執筆・中村いづみ) 私は現在フリーランスの通訳者ですが、過去に数多くの企業で社内通訳をしてきたことから、「社内通訳とは」というテーマでコラムを書いてほしいという依頼をいただきました。多様な通訳業界の中で、私が経験したこと、また他の通訳者から聞いた話などもふまえて、社内通訳とはどのようなものなのか述べたいと思います。社内通訳に特有でない事例もありますし、また、同じ企業でも、通訳体制やニーズが...

保護中: 【佐藤秀典インタビュー】ラグビー日本代表通訳の舞台裏(下)

【会員限定コンテンツ】 2016年8月27日に開催された第2回日本通訳フォーラムで講演頂いたあと、元ラグビー日本代表通訳者である佐藤秀典氏に講演内容を補足する形でさらに60分語っていただきました。3回にわけてお届けします。(インタビュアー:関根マイク) 関根:ちなみに食事のときエディさんとずっと一緒にいたと聞きましたが、朝昼夜と一緒だったんですか? 佐藤:はい。 関根:大抵...

保護中: 【佐藤秀典インタビュー】ラグビー日本代表通訳の舞台裏(中)

【会員限定コンテンツ】 2016年8月27日に開催された第2回日本通訳フォーラムで講演頂いたあと、元ラグビー日本代表通訳者である佐藤秀典氏に講演内容を補足する形でさらに60分語っていただきました。3回にわけてお届けします。(インタビュアー:関根マイク) 関根:エディさんが男性の通訳者を指名されたんですか?ちょっとなかなか悪口言いにくいから、男性にとか。 佐藤:いや……女性の通訳者...

第4回|特集・ためしてジッケン?!~Apple Watch2を通訳現場で使ってみました!~

update:2016/11/10 普段はアプリや便利グッズを紹介する本コラムですが、今回は先日入手したばかりのApple Watch2をレポートします!! 「特集・ためしてジッケン?!」(あら、どこかで聞いたような響き…笑)では、読者の皆さんも気になっているかもしれない噂のグッズを、このワタクシめが「人柱」となって試していきます。この特集は不定期ですが今後もお届けしますのでお楽しみ...

保護中: 【佐藤秀典インタビュー】ラグビー日本代表通訳の舞台裏(上)

【会員限定コンテンツ】 2016年8月27日に開催された第2回日本通訳フォーラムで講演頂いたあと、元ラグビー日本代表通訳者である佐藤秀典氏に講演内容を補足する形でさらに60分語っていただきました。3回にわけてお届けします。(インタビュアー:関根マイク) 関根:よろしくお願いします。今日の講演は山ほど笑いもあって面白かったですね。時間が足りずにカットした部分があったそうですが、どんな内容...

【第16回】現役通訳者のリレー・コラム「遅れてやってきた通訳者」

(執筆・白倉淳一) 通訳者になろうと思い立ったとき、50歳と数カ月になっていました。 学校を出てから日本の企業で28年間転職することもなく働いていましたので、通訳者になることはキャリアの大きな変化になりました。私と同じような経歴の通訳者にはまだ直接会ったことがありません。通訳学校のことや仕事との出会いなどで、少数派として何か参考になることをお伝えできるかもしれないと思い、このリレー・コ...

第3回|通勤バッグ軽量化大作戦

update:2016/10/17 過去2回にわたって海外旅行・出張に役立つアイテムをご紹介してきましたが、今回は日々の通勤に目を向けてみようと思います。ご存知の通り、フリーランス通訳者は自分のオフィスやデスクがありません。仕事に必要なものは「全て」カバンに入れて「毎日」自分で持ち運んでいます。 通訳をするための道具については別の機会に詳しくご紹介しますが、代表的なものとしては、筆記...

プロの通訳者に聞く~中村いづみさん

update:2016/10/03 国語教師、日本語教師、英語講師を経て通訳者に 中村いづみさんが通訳者になるまでの経緯はかなり異色といえる。 「以前は予備校で高校生を対象に古文や漢文、小論文を教えていました。その後、日本語教師、英語講師として教室を運営していました」 その中村さんが、なぜ通訳者の道を選んだのだろうか。 「日本語教師をしている時に、在日外国人...

【第15回】現役通訳者のリレー・コラム「北欧ノルウェーに住んで」

(執筆・木村博子) 皆さん、はじめまして。北欧ノルウェーのオスロ市に住んでいる木村博子です。日本国内や英語圏内にお住まいの方々は、通訳や翻訳といえば、主に日英、英日だと思われているかもしれませんが、英語圏外に住み、多様な言語社会に生きている私達の状況はかなり違っています。 ノルウェーでの私の最初の通訳体験は、まだオスロに来て間もない頃でした。 ある会議での通訳を依頼されていた通訳...

【第2回】通訳者・平山敦子のガジェット天国「海外旅行・出張に役立つアイテム~ハード編」

update:2016/09/27 前回の「ソフト編」に続き、いよいよ「ハード編」です。今回は野球になぞらえて「海外旅行や出張にお勧めの便利グッズ」で強力打線を組んでみました! 1. Anniel レースアップシューズ(レディース/メンズ) 「もう一足持って行きたいけどスペースが…」なんて時、かかとが潰れて完全に「ぺたんこ」になるのでオススメ。男女兼用です。バレ...

保護中: はじめての同時通訳体験記~メリッサ・カノ

【会員限定コンテンツ】 2016年8月27日の第2回日本通訳フォーラムで、Cadence社から参加した4名の同時通訳者として活躍したメリッサ・カノさん。実は本件が初めての同時通訳案件だったそうです。今回はメリッサさんに初めての同時通訳案件で何を考えていたのか、何を感じたのかをインタビューしました。(取材:岩瀬和美、佐藤由香) ―これまでの通訳学習歴、通訳歴を教えてください。 今ま...

【第1回】通訳者・平山敦子のガジェット天国「海外旅行・出張に役立つアイテム~ソフト編」

初めまして!平山敦子です。東京を拠点にフリーランスの会議通訳者として活動しています、私のガジェットヲタクぶりが編集部の方の目に留まり、本コラム執筆のお話を頂きました、駆け出しの頃からお世話になっているアルクさんにこんな形で恩返しができて嬉しいです。楽しく役に立つ内容盛り沢山でお届けしていきますので、よろしくお付き合いください。 update:2016/09/05 さて、ご紹介したい便...

【第14回】現役通訳者のリレー・コラム「通訳者こそ読まなければならない本があるんです」

(執筆・知念徳宏) 言葉というものがその話者の個人的背景を背負って出てくるように、言語もまた、その言語圏の文化的背景を背負って成り立っています。そういうわけ で、たとえA言語圏におけるある言葉が、A言語圏の人たちにとって琴線に触れるようなものであるからといって、それを他の言語圏から来た人々に、A言語圏 に属する人と同じような感動を味わってほしいと思って通訳をしようとしても、なかなかうまい表現...

【第13回】現役通訳者のリレー・コラム「社内通訳という道」

(執筆・土井拓) 皆さんは通訳者という仕事を考えた時どんな姿を思い浮かべるでしょうか。 国際会議でスピーカーの声をブースから訳している会議通訳者。海外の要人の横で政治や経済の話をウィスパリングで訳している通訳者。ハリ ウッドスターのインタビューを訳している通訳者。上記のような通訳者が花形と思われることも多く、社内通訳者はあまり日の光の当たらない、地味な存在だと 思われがちかもしれません...

【第11回】現役通訳者のリレー・コラム「通訳者になるには」

(執筆・松下佳世) 2020年の東京オリンピック開催が決まったこともあり、通訳という仕事に対する関心が高まっているようです。私が教えている大学でも、学生から「先生、 どうしたら通訳になれますか?」という質問をよく受けますし、インターネットの掲示板などでも、似たような投稿が増えている気がします。このような質問を 投げかけてくる若者の気持ちは、よくわかります。なぜなら、「通訳者になる方法」は、一通り...